2026年2月24日現在、南紀の海の釣果に大きな影響を及ぼすのが黒潮の接岸状況と距離感です。
この潮の位置によって水温・魚の活性・餌の動きが大きく変わります。
特に寒グレ・アオリイカ・イサギ釣りでは、黒潮の扱い方がそのまま釣果になる季節です。
以下、24日までの最新状況をまとめました。
現在の黒潮の流れ(2026年2月中旬〜24日)
黒潮は南紀沿岸に接近傾向
最新の海上保安庁「急潮情報」では、黒潮が足摺岬・室戸岬・潮岬付近に接近していると報告されています。
これは南紀沖〜熊野灘にも暖水域が入り込んでいることを意味します。
接岸とは?
黒潮が大陸棚近くまで暖流が来ている状態。
沿岸水温が上がりやすく、魚の活性が上がりやすい状態です。
黒潮の形状と流れ
2026年2月時点の潮流予測では次のように予測されています:
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黒潮は八丈島付近を流れ、次第に北側を通過する接岸型の流路へと推移する予測が出ています。
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長期予測でも「接岸基調」が続く見込み。
→ 八丈島の北を通ることで、南紀まで暖水が入り込みやすい傾向。
まとめると、黒潮の暖流が太平洋側沿岸まで張り出す形で推移中であり、水温の上昇要因になっています。
なぜ今黒潮が釣りに影響するのか
1)水温が底上げされる
黒潮接岸により南紀沿岸への暖水流入が続くと、沿岸水温が平年より高めになります。
2月の熊野灘周辺は平年並かやや高めの水温傾向と予測されており、魚の活性も底で止まらず、上層〜中層での捕食機会が増える可能性があります。
水温の**+1〜2℃の変動**は、魚の動きに大きく影響します。
たとえば寒グレは15〜16℃付近で活性が急変しますが、この水温帯を超えるか否かだけでも釣果に直結します。
2)透明度と潮色が良くなる
暖水が接岸すると透明度が高くなりやすく、
魚の視認性が上がる→仕掛けに敏感になる → スレやすい海況
という傾向が出ます。
これは表層の水質変化を直に感じられる要素で、初めての遠征者ほど「食わない」と感じやすい部分です。
3)餌・ベイトの流れが変わる
黒潮付近の流れが沖合から沿岸へ張り出すと、ベイト(小魚)が沿岸域へ誘われます。
これが結果として青物やイサギの接岸機会増加に繋がります。
黒潮接岸の釣りへの読み方(現場視点)
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潮位差を見る
串本〜潮岬間の潮位差が大きい → 黒潮接岸のサインとされる。 -
表層水温が安定しているか
冬場でも16℃近くある → 黒潮の影響が強い可能性。 -
潮色(海色)が青~濃紺
透明度が高い → 黒潮由来の水が届いている可能性。 -
ベイトの群れが岸寄りに浮く
見えればチャンス。
南紀釣況への具体的影響
寒グレ
水温上昇+潮色が良い日は、
中層〜やや浅棚で活性が出る傾向。
逆に離岸気味だと底ベッタリになる日もあり、
その日の潮路を読むことが鍵になります。
アオリイカ
早春のアオリは水温の変動に敏感。
黒潮接岸が続くと活性が上がり、
日の出前後や潮変わりに波動を出しやすくなります。
今後の流れ予測(直近)
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3月上旬にかけて黒潮の接岸流路が推移する予測が出ており、暖水が沿岸域へ入る可能性が続きます。
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ただし「小さな流路変動」や「冷水渦」などが流路に影響する可能性もありますので、リアルタイム観測情報は引き続きチェックが重要です。
まとめ
2026年2月24日現在の黒潮状況は、
・紀伊半島沿岸まで暖水が届きやすい流路
・水温が平年並〜やや高めの傾向
・魚の活性が上がる可能性がある
という状況です。
これらは南紀での釣果に直結する要素なので、
・潮位差
・水温
・潮色
を現場でも確認しながら釣り計画を立てることが成果を伸ばすポイントです。
Q. 黒潮は毎日確認したほうがいい?
A. はい。黒潮は数日で流路が変わるため、直前の予測チェックが釣果に効きます。
Q. 黒潮が離岸していると釣れない?
A. 必ず釣れない訳ではありませんが、水温が低くなる傾向があり、底物中心になる日が増えます。

