クーラー内の理想温度は、
季節に関係なく0〜2℃。
ここはもう多くの人が理解し始めています。
しかし、
実際の現場で一番多い質問がこれです。
「で、結局氷は何キロ持っていけばいいの?」
この記事では、
クーラーサイズ別に、具体的な氷量(kg)を明確に提示します。
氷量を考える前に知っておくべき前提
まず重要な前提です。
・目標温度は0〜2℃
・氷は「冷やすため」に使う
・魚と氷の量はバランスが重要
・季節で変わるのは「必要量」だけ
この考え方を基準にします。
小型クーラー(6〜10L)の氷量目安
推奨氷量
1〜1.5kg
想定シーン
・サビキ釣り
・短時間の堤防釣り
・アジ数匹
・アオリイカ1〜2杯
解説
小型クーラーは内容積が小さいため、
少量の氷でも一気に温度が下がります。
その反面、
氷を入れすぎると
・0℃以下になりやすい
・凍結リスクが高い
という欠点があります。
冬場なら1kg、
夏場や直射日光下では1.5kgが目安です。
中型クーラー(15〜25L)の氷量目安
推奨氷量
2〜3kg
想定シーン
・エギング
・ライトショアジギング
・ファミリーフィッシング
・半日〜1日釣行
解説
最もバランスが良く、
0〜2℃を作りやすい万能サイズです。
2kgで足りるのは、
・冬
・曇天
・開閉が少ない場合
3kg必要なのは、
・夏
・晴天
・開閉が多い場合
このサイズは
「迷ったら2〜3kg」
と覚えておけば失敗しません。
大型クーラー(30〜50L)の氷量目安
推奨氷量
4〜6kg
想定シーン
・青物狙い
・複数人釣行
・長時間釣行
・魚を多く持ち帰る
解説
大型クーラーは
とにかく冷えにくいのが特徴です。
氷が少ないと、
・いつまでも10℃以上
・冷えた「つもり」になる
という失敗が頻発します。
最低でも4kg、
真夏や炎天下では5〜6kgが安全圏です。
アオリイカ専用クーラーの氷量目安
推奨氷量
魚量の約1倍(重量比1:1)
解説
アオリイカは、
冷やしすぎより
冷やし足りない方が圧倒的に失敗します。
少量の氷でも、
確実に0〜2℃に落とすことが重要です。
袋+潮氷で、
イカが直接氷に触れないようにするのが基本です。
氷量は「魚の量」でも変わる
忘れてはいけないのが、
魚自体も熱を持っているという点です。
・魚が多い
・青物が入る
・サイズが大きい
こういった場合は、
表の目安より1kg多めに考えるのが安全です。
よくある失敗例
・クーラーが大きいのに氷が少ない
・小型クーラーに氷を詰めすぎて凍結
・魚の量を考えず氷量を決めている
・外気温だけで判断している
これらはすべて、
0〜2℃を維持できない原因になります。
サイズ別・氷量早見まとめ
・6〜10L:1〜1.5kg
・15〜25L:2〜3kg
・30〜50L:4〜6kg
※夏は上限寄り
※冬は下限寄り
まとめ
魚を美味しくする氷の量は、
感覚ではなく
サイズと重量で決めるのが正解です。
・クーラーサイズを見る
・魚の量を見る
・季節で微調整する
これだけで、
クーラー内は自然と
0〜2℃に近づきます。
氷はただの冷却材ではありません。
魚の味を完成させるための必須材料です。
サイズに合った氷量を知るだけで、
釣果の価値は確実に変わります。

