魚を締める基本手順(現場版)
① まずは魚を落ち着かせる
暴れている状態で締めると、
・身に乳酸が溜まる
・血が回って身が劣化する
という悪影響が出ます。
ネットに入れる、
クーラーの中で一度落ち着かせる、
これだけでも仕上がりが変わります。
② 脳締め(即締め)
魚の「脳」を破壊して即死させます。
・目の後ろ
・眉間から少し後方
この位置に締め具やナイフを刺します。
刺した瞬間に、
・ビクッと痙攣
・力が抜ける
これが正解です。
※ここが一番重要です。
③ 血抜き
脳締めだけでは不十分です。
必ず血を抜きます。
方法
・エラの付け根を切る
・尾ビレ付け根を切る
その後、
・海水に1〜3分浸す
・心臓が動いている間に抜く
これで生臭さ・黒ずみを防げます。
④ 神経締め(できれば)
長時間保存や刺身狙いなら必須です。
・背骨の神経にワイヤーを通す
・尾側から頭方向へ
身の硬直を遅らせ、
旨味を最大化できます。
※アジ・青物・タイ系は特に効果大。
⑤ 冷却(締めの完成)
締めたらすぐ冷やします。
理想
・海水氷(潮氷)
・魚と氷が直接触れない
・0〜2℃をキープ
ここで失敗すると、
どれだけ上手く締めても台無しになります。
よくあるNG例
・暴れているまま脳締め
・血抜きをしない
・真水氷に直接ドボン
・締めた後に放置
この4つは「まずい魚」量産ルートです。
まとめ
魚の締めは、
① 脳締め
② 血抜き
③ 神経締め
④ 正しい冷却
この順番を守るだけで、
同じ魚とは思えない味になります。
釣果は「締め」で決まる。
これはプロも漁師も共通認識です。

