冬の磯で「グレ(メジナ)が足元に見えているのに、まったく食わない…」
寒グレ釣りでは誰もが経験する“あるある”です。
この記事では、寒グレが見えているのに釣れない理由と、 ふかせ釣り初心者でも釣果を伸ばせる
実践的な対策を、科学的視点と実釣経験を交えて解説します。
🔍【結論】寒グレが見えても釣れない理由は「警戒心」と「レンジのズレ」
寒グレは冬になると以下の特徴が強くなります。
- 警戒心が極端に高い
- エサ取りと同じ層にいない
- 潮のヨレ・サラシにしか入らない
- マキエとサシエの同調がシビア
- 水温変化に敏感で、動きが遅い
つまり、 「見えている=釣れる」ではなく、「見えている=警戒している」 という状態がほとんどです。
🐟寒グレが“見えるのに釣れない”5つの理由
① 警戒心がMAXになっている
冬のグレは透明度が高い海で生活するため、 視力が良く、違和感に敏感です。
- 道糸の影
- ハリスの太さ
- ウキの存在感
- 人の気配
- マキエの撒き方
これらすべてが釣果に影響します。
② 表層に見えている個体は「食わないグレ」
実は、表層に浮いているグレはほぼ食いません。
理由はシンプルで、
- 表層のグレ=偵察・警戒個体
- 食うグレ=中層〜底層にいる
だからです。
見えているグレを狙うのは時間のムダ。 本命はその下に潜んでいます。
③ マキエとサシエが同調していない
ふかせ釣りの本質は 「同調」。
寒グレは特に、
- 5cmズレただけで食わない
- マキエの帯から外れた瞬間に無視
- 落下スピードが違うと見切る
というほどシビアです。
④ 潮の“効いている層”にエサが入っていない
寒グレは潮の流れがある場所でしか食いません。
- 潮が動かない
- サラシが弱い
- ヨレがない
こんな状況では、見えていても食いません。
⑤ 水温低下で活性が極端に低い
冬のグレは水温変化に敏感で、
- 1℃下がるだけで食わない
- 朝イチは沈んでいる
- 日が差すと浮き始める
という行動を取ります。
🎣【実践】寒グレを釣るためのふかせ釣りテクニック
① ハリスを細くする(1.2〜1.5号)
見えているグレは特に、 太いハリス=即見切り。
細くするだけで食いが劇的に変わります。
② ウキを小さく・軽くする
冬のグレは違和感に敏感なので、
- 小型ウキ
- 低浮力
- 半遊動〜全遊動
が有効です。
③ マキエとサシエを完全同調させる
最重要ポイント。
- マキエの落下スピードを観察
- サシエを同じ速度で落とす
- マキエ帯の中心にサシエを入れる
これだけで釣果が変わります。
④ 見えているグレは無視して“下の層”を狙う
寒グレは 中層〜底層で食います。
- 2ヒロ → 3ヒロ → 4ヒロ
- 仕掛けをゆっくり沈める
- 潮に乗せて自然に流す
これが鉄則です。
⑤ 潮のヨレ・サラシを狙う
寒グレは潮が効いている場所にしかいません。
- サラシの切れ目
- 潮のヨレ
- 反転流
- 沖の潮筋
ここに仕掛けを入れるだけで食いが変わります。
🧪【科学的視点】寒グレは“視覚・嗅覚・流体感覚”でエサを見抜く
寒グレは冬になると、
- 視覚:透明度が高い海で進化
- 嗅覚:マキエの匂いを敏感に察知
- 流体感覚:潮の流れを読む能力が高い
という特徴が強くなります。
つまり、 不自然な仕掛けは一瞬で見切られる ということ。
📝まとめ|寒グレは「見えても釣れない」が当たり前
見えているグレ=釣れるグレではない。
むしろ、
- 見えているグレは警戒個体
- 食うグレは中層〜底層
- 同調・細ハリス・潮読みが最重要
これを理解するだけで、 寒グレ釣りの成功率は一気に上がります。

