青物が力強いのはその体格が原因なの?

いい質問です。
結論から言うと、

青物の力が強い理由は「体格だけ」ではありません。

むしろ
体格は要因の一部にすぎません。

青物が異常に強い理由は
「構造・筋肉・代謝・行動」
すべてが
「走るため」に最適化されているからです。

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① 筋肉の質が違う
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青物(ブリ・カンパチ・ヒラマサなど)は

赤筋が非常に発達
・長時間パワーを出し続けられる

赤筋は

・酸素を使って
・疲れにくく
・持続力がある

筋肉です。

白身魚でも

青物は「中身はマグロ寄り」
と考えていいです。

――――――
② 体型が「推進力特化」
――――――

青物の体型は

・紡錘形(弾丸型)
・尾ビレが大きく硬い
・尾筒が太い

水を
蹴るための形
をしています。

同じ重さでも

・青物
・根魚

では
引きの質が
まったく違います。

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③ 心臓が強い
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青物は

・心臓が大きい
・拍動が強い
・血液循環量が多い

そのため

・筋肉に酸素を
 大量供給できる
・乳酸が溜まりにくい

結果として

「止まらない引き」
になります。

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④ 代謝が高い
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青物は

・代謝が高い
・常に泳いでいないと
 酸欠になる種も多い

つまり

止まる=死に近づく

この性質が

・逃げる時に
 全力ダッシュを選ぶ

行動につながります。

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⑤ 行動本能が違う
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青物は

・外洋回遊魚
・捕食者であり
・被捕食者でもある

危険を感じると

「走って逃げる」

これが
DNAレベルで
刻まれています。

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釣り人目線まとめ
――――――

青物が強い理由は

・体が大きいから
・筋肉が多いから

だけではなく

・疲れにくい筋肉
・水を蹴る体型
・強力な心臓
・高代謝
・逃げに特化した本能

これらが
すべて
同時に噛み合っているからです。

だから

「同じサイズでも
青物だけ別格に強い」

という現象が起きます。

青物は

「力が強い魚」ではなく
「走るために作られた魚」

この視点で見ると
納得がいくと思います。

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