最初に。
夜釣りでよく聞く話があります。
「常夜灯のある港の方が釣れる」
半分正解で。
半分間違いです。
正確に言うと。
釣れ方がまったく違います。
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常夜灯のある港とは何か
常夜灯がある港は。
夜でも海の中が明るいです。
明るいということは。
・プランクトンが集まる
・小魚が集まる
・魚影が濃くなる
ここまでは事実です。
だから。
サビキ釣り。
小アジ。
イワシ。
こういった釣りは成立しやすい。
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でも「釣れやすい港」ではない
常夜灯のある港の魚は。
毎晩。
人を見ています。
足音。
ライト。
仕掛けの落下音。
全部経験済みです。
つまり。
魚が慣れています。
慣れている=警戒心が低い。
ではありません。
慣れている=
見極める力がある。
これが大事です。
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なぜ常夜灯の港はサイズが出にくいのか
理由は単純です。
大きい魚ほど。
賢いです。
賢い魚ほど。
灯りの中に入りません。
・灯りの外
・明暗の境目
・完全な暗がり
この辺りにいます。
だから。
常夜灯直下で釣れるのは。
小型が中心になります。
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常夜灯のない港はどうか
一方。
灯りのない港。
暗いです。
本当に暗い。
ここでは。
魚は目に頼れません。
・音
・振動
・匂い
これでエサを探します。
つまり。
人間側が有利です。
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灯りがない=魚がいない、ではない
これ。
よくある勘違いです。
灯りがない港ほど。
・人が少ない
・魚が慣れていない
・大型が残りやすい
アタリは少ない。
でも。
来たらデカい。
こういう港です。
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「急にドン」と来る正体
常夜灯のない港で。
「ずっと何もなかったのに」
「突然ドンと来た」
この経験。
ありませんか。
あれは偶然ではありません。
警戒していた魚が。
一瞬で判断して食ってきています。
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初心者に向いているのはどっちか
釣太郎的に言います。
数釣り。
家族釣り。
とにかく魚を見たい。
→ 常夜灯のある港。
一発狙い。
サイズ重視。
静かに釣りたい。
→ 常夜灯のない港。
どちらが正解ではありません。
目的の違いです。
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釣太郎的まとめ
常夜灯は。
魚を集めます。
でも同時に。
魚を賢くします。
灯りの中で釣るか。
灯りの外で待つか。
ここを理解するだけで。
夜釣りの釣果は変わります。
釣れない夜は。
腕を疑う前に。
灯りの有無を疑ってください。

