紀州産クエはブランドだが水揚げ量は極端に少ない|養殖比率・流通割合・冷凍率まで徹底解説

クエ(九絵・モロ)は「幻の高級魚」と呼ばれるほど希少。

特に紀州産(和歌山県産)の天然クエはブランド価値が高く、料亭や高級旅館でしか味わえないレベルです。

しかしその一方で、市場流通量は極めて少なく、多くの人が本物の天然クエを口にしたことがありません。

本記事では、紀州産クエの流通シェア、養殖クエとの割合、冷凍流通の実態について、

AI推定と漁業・市場データを基に徹底解説します。

紀州産天然クエの流通割合(AI推定+漁業統計ベース)

項目|推定割合

天然クエ全体の市場流通量|100%

そのうち紀州産(天然クエ)|約1〜2%

養殖クエ(全国)|約90〜95%

天然クエ(全国)|約5〜10%

養殖クエのうち紀州産|約8〜10%(主に白浜・串本方面)

市場に出回る天然冷凍クエの割合|約70%以上

活魚として流通する天然クエ|約30%(高級料亭・地元需要のみ)

つまり

紀州産天然クエ=全国市場で流通するクエの1〜2%しかない“超ブランド魚”

ほぼ全てが地元で消費されるため、県外には出回らない


養殖クエが主流になった理由

・成長が非常に遅く、天然では漁獲効率が低い

・大型定置網や延縄でも狙って獲れる魚ではない

・需要が高く、旅館や料亭が安定供給を求めた結果

・和歌山・長崎・高知などで養殖技術が発達

・養殖は成長が早く、歩留まりが高く、脂乗りも安定

現在、
市場で流通するクエの約9割以上が養殖
と考えられます。


天然クエが希少な理由

・深場に生息し、狙って漁獲できない
・10年以上かけてゆっくり成長(体長1m超えは15年以上)
・産卵回数が少なく資源回復が遅い
・個体数が少ない
・海水温や環境変動の影響を受けやすい

結果
漁師でも数年に1本しか獲れない年がある


流通形態(天然VS養殖)

形式|天然クエ|養殖クエ

活魚(生きたまま出荷)|約30%|約50%

冷凍|約70%|約50%

加工済み(切り身)|少ない|多い

料亭向け|主に天然|養殖も多い

スーパー|ほぼ無し|ほぼ養殖

※一般家庭で食べる天然クエはほぼ不可能


「紀州産天然クエ」はなぜブランドなのか?

・海が綺麗で餌が豊富(黒潮系魚類を捕食)

・身質が締まり脂乗りが絶妙

・多くが岩礁帯系で長年同じポイントに居着くため味に地域特性が出る

・磯釣り師が憧れる魚の一つ

・高級旅館、和歌山南紀の特選料理として提供される


一般価格目安(AI推定)

種類|価格目安(kgあたり)

天然紀州産クエ|20,000〜30,000円/kg

天然他産地|15,000〜25,000円/kg

養殖クエ|5,000〜10,000円/kg

切り身(冷凍)|1切 約1,500〜3,000円

※旅館では「クエ鍋1人前 1万円〜2万円」も珍しくない


まとめ(要約)

・紀州産天然クエの市場流通割合は 全国の1〜2%程度

・市場で見るクエの 9割以上は養殖

・天然はほとんどが 冷凍で70%以上

・活魚で流通する天然クエは 超高級店・地元料理のみ

・紀州産天然クエは 「幻級魚」かつ「地元完結型ブランド」

つまり

“本当のクエを味わいたければ、和歌山に足を運ぶしかない”

というのが現実です。

紀州産天然クエの市場流通割合は 全国の1〜2%程度。市場で見るクエの 9割以上は養殖 ・天然はほとんどが 冷凍で70%以上・活魚で流通する天然クエは 超高級店・地元料理のみ。釣太郎

 

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