釣れたら珍しい魚TOP

🐟 1. クエ(アラ)

分類:ハタ科
分布:九州〜本州南部の沿岸岩礁域
最大サイズ:2m・100kg超

「幻の高級魚」として知られ、和歌山・紀伊半島では“クエ鍋”の主役。
滅多に釣れないため、釣り人の憧れ。
岩の割れ目などに潜むため、根に潜られたらほぼアウト。
活きアジやカサゴなどをエサにした泳がせ釣りが主流。

肉は白身ながら脂が非常に上品で、加熱しても硬くならない。
冬の寒い時期が旬。


🐟 2. ナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)

分類:ベラ科
分布:南西諸島〜熱帯域
最大サイズ:2m

サンゴ礁に生息する巨大ベラ。
青緑色の体に額のコブが特徴で、水族館でも人気。
国内では西表島・石垣島でまれに釣れる程度。

性転換魚(メス→オス)であり、寿命が非常に長い。
保護対象になっている地域も多い。


🐟 3. イシナギ

分類:スズキ目イシナギ科
分布:太平洋側・深海(100〜400m)
最大サイズ:2m・60kg超

外見はスズキに似るが、体が頑丈で“海の岩”のような風格。
若魚は浅場にもおり、漁港で釣れることもある。
成魚は深場でブリやメダイ狙いの外道として上がる。

身は脂がのっており、刺身・煮付け・鍋などで極上の味わい。
特に「肝」は高級珍味として知られる。


🐟 4. ムラサキダコ

分類:タコ科
分布:外洋の中層〜深層
特徴:体が透き通る紫色で、風船のように膨らむ

普通の釣りではまずお目にかかれないが、延縄漁などで稀に上がる。
海面に浮かぶ姿が幻想的で、まるでクラゲのよう。
食用には向かないが、学術的に非常に珍重される。


🐟 5. テングノタチ

分類:タチウオ科
分布:深海200〜800m
特徴:極端に長く、先が尖った「天狗の鼻」のような下顎

深海魚で、通常のタチウオとは別種。
銀白色の体は金属のように輝く。
釣り上げると体表がすぐ剥がれ落ちるほど繊細。
非常に希少だが、脂がのっており美味。


🐟 6. アカナマダ

分類:リュウグウノツカイ科
分布:外洋の深海
体長:2〜3m

別名「リュウグウノツカイ」の近縁種。
海が荒れる前に打ち上がることから“地震魚”とも呼ばれる。
細長い体で、銀色に赤いヒレが鮮やか。

食用にはあまり向かないが、見る機会が極めて少なくニュースになるほど。


🐟 7. オニヒラアジ

分類:アジ科
分布:南日本〜沖縄
特徴:見た目はギンガメアジに似るが、顔が厳つく筋肉質

非常に強烈な引きで「ルアーマンの夢」とも呼ばれる。
南紀の夏〜秋にかけて、回遊が確認される年もある。
食味は上品で刺身・塩焼きどちらも絶品。


🐟 8. アカグツ(ベニテングダイ科)

分類:深海魚(通称:赤靴)
分布:水深200〜600m
特徴:まるで“赤いブーツ”のような体型で、歩くように泳ぐ

和歌山でも底引き網でまれに上がる超珍魚。
体が柔らかく、口は上を向いている。
そのユーモラスな姿から「深海のピエロ」とも呼ばれる。


🐟 9. アオメエソ(デメニギスの仲間)

分類:深海魚
特徴:透明な頭の中に緑色の目玉が見える

まるでSF映画のような姿。
太平洋の中層に生息し、頭部が透けて内部構造が観察できる。
実際の写真がSNSで拡散され、一時期“宇宙魚”として話題になった。


🐟 10. クサウオ

分類:クサウオ科
分布:北海道〜東北の深海
特徴:ゼラチン状の体で、骨がほとんどない

世界一“やわらかい魚”とも言われる。
北の海では冬に定置網などで混獲されるが、滅多に市場に出ない。
加熱するとふわふわの食感になるが、見た目が不気味で人気は少ない。


🎣 まとめ

魚名 主な生息地 珍しさ 食味
クエ 紀伊半島・九州 ★★★ ★★★★★
ナポレオンフィッシュ 沖縄周辺 ★★★★★ ★★★
イシナギ 深海・外洋 ★★★★ ★★★★★
ムラサキダコ 外洋中層 ★★★★★ 食用外
テングノタチ 深海 ★★★★★ ★★★★
アカナマダ 深海 ★★★★★
オニヒラアジ 南日本沿岸 ★★★ ★★★★
アカグツ 深海 ★★★★★ ★★★
アオメエソ 深海 ★★★★★ 食用外
クサウオ 北日本深海 ★★★★ ★★★
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