海釣りデビューを目指す初心者にとって、天気予報の「気温」だけを見て出かけるのは危険です。
海辺は陸地より風が強く、体感温度が大きく下がるため、予想以上に寒さを感じることがあります。
本記事では「風速1mごとにどれくらい体感温度が下がるのか」を数値で示し、
釣行前に役立つ防寒のポイントをわかりやすくまとめます。
風速と体感温度の関係
人間が感じる「寒さ」は、気温だけでなく風による熱の奪われやすさに左右されます。
風が体表の暖かい空気層を吹き飛ばすことで、体温が奪われて体感温度は大幅に低下します。
この現象を**風冷効果(ウインドチル)**と呼びます。
一般的には
風速1mごとに約1℃体感温度が下がる
と考えるとわかりやすいです。
具体例:風速と体感温度の目安
下記は気温10℃の場合に感じる体感温度の目安です。
| 風速 | 体感温度 | 体感差 |
|---|---|---|
| 0m(無風) | 10℃ | 基準 |
| 1m | 約9℃ | −1℃ |
| 2m | 約8℃ | −2℃ |
| 3m | 約7℃ | −3℃ |
| 5m | 約5℃ | −5℃ |
| 8m | 約2℃ | −8℃ |
例えば気温12℃・風速5mなら、体感温度は約7℃前後まで下がります。
朝まずめや曇天ではさらに冷え込むため、冬だけでなく秋や春の釣行でも油断は禁物です。
海釣り初心者が注意すべきポイント
海辺は風速が陸より強い
・陸から海へ抜ける風が加速しやすい
・堤防や磯は遮るものが少なく体感風速が大きい
気象予報の「風速」は平均値
・天気予報の風速は10分平均
・瞬間風速はその1.5〜2倍になることも
朝まずめと夕まずめは特に冷える
・放射冷却で気温が下がりやすい
・潮風による体感温度低下が顕著
初心者向け防寒対策
海釣り入門者は以下の装備を基本にすると安心です。
・インナー:吸湿発熱素材(ヒートテック系)
・中間着:フリースや薄手ダウン
・アウター:防風・防水ジャケット(レインウェア兼用)
・手袋:防風防水タイプ(指先が出るフィッシンググローブ)
・足元:防水シューズ+厚手ソックス
・小物:ネックウォーマー・ニット帽・カイロ
「少し暑いかな」と思うくらいの装備がちょうど良いと覚えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
・気温15℃でも風速5mなら体感は10℃以下
・堤防釣りは突風で体感が一気に下がる
・初心者は風速3m以上で体感寒さを意識
・釣行前は気温+風速を必ずチェック
まとめ
・風速1mで体感温度は約1℃下がる
・海釣りでは陸上より風の影響が大きい
・天気予報の「気温」だけでなく「風速」を見て装備を決める
・初心者は防寒を厚めにして快適な釣りを楽しもう
FAQ
Q. 風速1mで本当に1℃下がるの?
A. 正確には気温・湿度・体感条件で異なりますが、初心者向けの目安として「1mで約1℃」と覚えておくと防寒計画が立てやすくなります。
Q. 風速3mで釣りはできる?
A. 堤防なら可能ですが、体感温度が約3℃下がるため防寒対策を強化しましょう。


