🐟 今年のサンマ:概況
水揚げ量・漁獲枠
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直近の統計では、2024年の国内サンマ水揚量は約 3万8,695トン でした。Samma+1
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今季(2025年)の漁獲枠として、水産庁は 9万5,623トン を設定しており、これは漁獲枠制度が始まって以来、初めて 10万トンを下回る設定です。Nippon+1
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ただし、実際の来遊量・捕獲可能量はこの枠を下回るとの予測も出ており、水産庁自身は「来遊量は昨年並みの低水準」と見込んでいます。ファイナルベント+2東洋経済オンライン+2
魚体・サイズ・価格動向
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魚体サイズは、前半(漁期初期)は比較的良好で、130〜140グラム程度の個体が多く出ているという報道もあります。東洋経済オンライン+2株式会社 松浦水産+2
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漁獲量の増加があるとすれば、供給過剰に近づき、価格は前年よりむしろ下がる可能性も示唆されています。実際、2025年8月時点では、前年同期比でサンマ価格が約 5.7%の下落 を見せているとの報道があります。損保リサーチ
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ただし、全体としては依然として「低水準」の漁獲量・供給量の枠を抜け出していないという見方も根強く、店頭価格が劇的に下がるかどうかは不透明です。ファイナルベント+3Nippon+3損保リサーチ+3
背景・課題
サンマ漁がこんなに不安定になっている背景には、いくつか複雑な要因があります:
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海水温上昇・海洋環境変動 → サンマの回遊ルート・来遊海域の変化、近海に群れが寄りにくくなる傾向が指摘されています。Nippon+2東洋経済オンライン+2
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遠洋漁場での操業コスト(燃料、日程など)の負担増 → 漁を出す回数を抑える漁船もあるようです。東洋経済オンライン+1
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国際競争・他国船の漁獲 → 中国・台湾など他国のサンマ漁活動が、資源・漁場の利用に影響を及ぼすとの指摘があります。東洋経済オンライン+2Nippon+2
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漁獲枠と実効的な資源管理のギャップ → 漁獲枠が設定されてはいるものの、実際の資源保全や来遊量の制御には難しさが残るという指摘もあります。東洋経済オンライン+2ファイナルベント+2
✅ 総合的見立て:今年のサンマは“やや改善”だが安心にはほど遠い
まとめると:
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昨年より「少し改善」の兆しがあるようです。サイズが良く、初期水揚げは好調という情報も。株式会社 松浦水産+2東洋経済オンライン+2
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しかしながら、根本的には漁獲量が“低水準の枠内”を抜けきれない可能性が高く、価格の大幅な低下・供給過剰化とはいかない可能性も大きい。
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秋の後半・漁期終盤になると、小ぶりな個体が増える見込みもあり、安定性という点では予断を許さない状況です。株式会社 松浦水産+2東洋経済オンライン+2

