ケミホタルはなぜ光る?電気を使わない不思議を解説

釣りやアウトドアで大活躍する「ケミホタル」。
夜釣りのウキや竿先に取り付けるだけで、暗闇の中でもはっきりと光ってくれる頼もしいアイテムです。
でも、電池も入っていないのにどうして光るのか、不思議に思ったことはありませんか?

今回は、その秘密を釣り人目線でわかりやすく解説します。


電気いらずで光る理由は「化学発光」

ケミホタルが光る仕組みは、電気ではなく「化学発光(ケミカルライト)」と呼ばれる化学反応によるものです。
内部に入っている薬品同士が混ざり合い、化学エネルギーを光に変えて発光しています。

スティックをポキッと折ると光り出すのは、外側のチューブと内側のアンプル(ガラス管)が二重構造になっているからです。
この中には次のような液体が封じられています。

・外側:シュウ酸エステル溶液+蛍光色素
・内側:過酸化水素水

折った衝撃で内側のガラスが割れ、二つの液体が混ざると反応がスタート。
過酸化水素がシュウ酸エステルを酸化し、発生した高エネルギーが蛍光色素に伝わることで光が生まれるという仕組みです。


色の違いは「蛍光色素」の種類で決まる

ケミホタルには緑、青、赤、オレンジなどさまざまな色がありますが、これは蛍光色素の種類を変えているだけ。
どの色素を使うかによって発光する波長が変わり、光の色が決まります。

また、温度によっても発光時間に変化が出ます。
気温が高い夏場は反応が早く進むため明るい反面、光っている時間は短め。
逆に気温が低い冬場は反応がゆっくり進むので、やや暗くても長く光り続けます。
釣行時は季節に合わせて選ぶと効率的です。


釣り人に嬉しいメリット

・電池不要で水にも強い
・軽くて持ち運びやすい
・折るだけで即点灯

夜釣りや堤防釣りで、仕掛けの位置確認やアタリの見極めに欠かせないケミホタル。
化学反応というシンプルな原理ながら、釣り人にとってはなくてはならない存在です。


まとめ

ケミホタルは「過酸化水素」と「シュウ酸エステル」の化学反応で光り、
蛍光色素によってさまざまな色を放ちます。

電池いらずで防水性も抜群。
釣り人にとっては、まさに夜釣りの頼れる相棒といえるでしょう。
次にポキッと折って光らせる時、ちょっとだけその化学の力に思いを馳せてみてください。

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