秋の味覚の代表「サンマ」。
脂ののった身は香ばしく、焼き魚や刺身で楽しめます。
しかしサンマの魅力は味だけではありません。
実は、青魚の中でもトップクラスの栄養価を持つ「食べるサプリメント」なのです。
ここではサンマに含まれる栄養素と健康効果を、釣り人・食卓の両視点から詳しく解説します。
サンマの栄養価が圧倒的に高い理由
・サンマは回遊魚で、脂肪をエネルギー源として長距離を泳ぎます。
・このため体内にDHAやEPAといったオメガ3脂肪酸を豊富に蓄えます。
・100gあたりのDHA含有量はイワシ並み、EPAはサバに匹敵するほど。
・さらにビタミンD、ビタミンB12、鉄分、たんぱく質など、現代人に不足しがちな栄養素がバランス良く含まれています。
注目の主要栄養素と健康効果
DHA(ドコサヘキサエン酸)
・脳の神経細胞を活性化し、記憶力・集中力をサポート。
・血液中の中性脂肪を下げ、動脈硬化や心疾患予防に役立つ。
EPA(エイコサペンタエン酸)
・血液をサラサラにして血栓を防ぐ。
・中性脂肪を減らし、悪玉コレステロールを抑制。
ビタミンD
・カルシウム吸収を助け、骨粗しょう症予防に効果的。
・免疫力を高め、風邪やインフルエンザの予防にも期待。
ビタミンB12・鉄分
・赤血球の生成を助け、貧血予防に欠かせない。
・疲労回復やエネルギー代謝を促進。
サンマを効果的に食べるコツ
・脂がのった旬(9月〜10月)のサンマを選ぶ。
・焼き魚はEPA・DHAが流れ出にくく、最も栄養を摂りやすい。
・刺身は熱に弱いビタミンB群を効率的に吸収可能。
・塩焼き時は大根おろしと合わせることで、消化促進&抗酸化作用アップ。
他の青魚との栄養比較(100gあたり目安)
| 魚種 | DHA(mg) | EPA(mg) | ビタミンD(μg) | たんぱく質(g) |
|---|---|---|---|---|
| サンマ | 2200 | 1500 | 15 | 18 |
| イワシ | 2100 | 1500 | 10 | 20 |
| アジ | 1200 | 600 | 5 | 19 |
| サバ | 1800 | 1200 | 12 | 20 |
※旬や個体差により変動あり。
サンマを釣る・買う際のポイント
・脂がのった個体ほど目が澄み、背中が青黒く光っている。
・釣りたてを海水氷で冷やせば鮮度保持率が30%以上アップ。
・内臓に旨味が凝縮されるため、塩焼きはワタごと楽しむのがおすすめ。
まとめ
サンマは、DHA・EPA・ビタミンDを中心に、
現代人に不足しがちな栄養を丸ごと摂取できる「食べるサプリメント」。
秋の食卓はもちろん、釣り人にとっても最高のターゲットです。
旬の時期に新鮮なサンマを味わい、体の内側から健康をサポートしましょう。
Q1: サンマは毎日食べても大丈夫?
A1: 一般的な健康体であれば週3〜4回までがおすすめ。DHAやEPAは過剰摂取の心配が少ないが、焼き魚の場合は塩分に注意。
Q2: 冷凍サンマでも栄養は変わらない?
A2: DHA・EPAはほぼ変わらず。ビタミン類は若干減少するが、十分な栄養が期待できる。
Q3: 内臓は食べた方がいい?
A3: ビタミンAやミネラルが豊富。苦味が苦手でなければワタごとがおすすめ。


