海のプランクトンは地球の酸素を6割生産|二酸化炭素も大量吸収する海の驚異的な役割。

私たちが吸っている酸素の多くは、実は海から生まれています。

海洋に存在する小さなプランクトンが、地球規模で酸素を作り出し、さらに二酸化炭素(CO₂)を吸収しているのです。

ここでは、海のプランクトンが担う驚異的な役割と、環境への影響を詳しく紹介します。


海のプランクトンが生み出す酸素

・植物プランクトン(珪藻・渦鞭毛藻・シアノバクテリアなど)は、光合成により二酸化炭素を吸収し酸素を放出します。

・地球全体の酸素の**約50〜70%(平均6割前後)**を海洋プランクトンが生産していると推定されています。

・特にシアノバクテリア(例:Prochlorococcus)は微小ながら個体数が膨大で、酸素生産量は陸上の森林をも上回るほどです。


海が二酸化炭素を吸収する仕組み

・海は大気中のCO₂を吸収する巨大な炭素シンクとして機能しています。

・人間が化石燃料の燃焼などで排出する二酸化炭素の**約25〜30%**を海が吸収。

・吸収されたCO₂は表層水に溶け込むほか、プランクトンが光合成で取り込んだ炭素が沈降して深海に運ばれる「生物ポンプ」により長期間海底に貯蔵されます。


二酸化炭素吸収がもたらす課題

・CO₂を吸収することで、地球温暖化を抑制する重要な役割を果たしている一方、海洋酸性化が進行。

・海水が酸性に傾くことで、サンゴや貝類など炭酸カルシウムで殻や骨格を作る生物がダメージを受けるリスクが高まります。

・酸性化は食物連鎖全体に影響を及ぼす可能性があり、漁業資源や海洋生態系に深刻な影響を与えると警告されています。


まとめ

・海洋プランクトンは地球の酸素の約6割を生産し、生命維持に欠かせない存在。

・同時に、海は人間活動による二酸化炭素の約25〜30%を吸収し、地球温暖化の抑制に貢献。

・しかし過剰なCO₂吸収は海洋酸性化という新たな課題を引き起こしており、地球環境を守るためには温室効果ガス排出の削減が欠かせません。

Q1. 海洋プランクトンは地球の酸素をどれくらい作っている?
A1. 地球全体の酸素の約50〜70%(平均6割前後)が海洋プランクトンによるものです。

Q2. 海はどのくらいの二酸化炭素を吸収している?
A2. 人為起源のCO₂排出量の約25〜30%を海が吸収していると推定されています。

Q3. 海洋酸性化の影響は?
A3. サンゴや貝類が殻を作りにくくなり、海洋生態系や漁業資源に悪影響を及ぼす可能性があります。

海のプランクトンは地球の酸素を6割生産|二酸化炭素も大量吸収する海の驚異的な役割。釣太郎

 

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