南紀の秋の風物詩ともいえるメッキは、小型ながら力強い引きで多くの釣り人を魅了します。

ひと口に「メッキ」と言っても、実は複数の魚種の幼魚の総称です。

今回は、南紀で釣れるメッキの種類と見分け方、そして効果的な釣り方についてご紹介します。


南紀で釣れるメッキの正体と種類

メッキは主に、南方系のヒラアジ属の幼魚を指す通称です。

黒潮の影響を受ける南紀の海は水温が高く、熱帯・亜熱帯の魚種が回遊してくるため、様々な種類のメッキが釣れます。

特に秋は、夏に生まれた幼魚が成長して活発になるシーズンで、9月から12月頃が最盛期です。

南紀でよく釣れる代表的なメッキは、以下の3種類です。

1. ギンガメアジ

  • 特徴: 銀色の光沢が強く、体高が高く平たい体形をしています。エラぶたの上に黒い斑点があるのが最大の特徴です。この斑点がはっきりと見える個体が多いです。

2. ロウニンアジ(GT)

  • 特徴: ギンガメアジに比べて体高があり、よりずんぐりとした印象です。尾びれの下側が黒く縁取られていることが大きな見分けポイントです。成魚は「ジャイアントトレバリー(GT)」として知られる大型魚なので、メッキの中でも特に引きが強いと人気があります。

3. カスミアジ

  • 特徴: 他の2種に比べて体色がやや黄色みを帯びていることが多いです。胸ビレが鮮やかな黄色で、背ビレや尻ビレがうっすらと青みがかるのが特徴です。成長すると体側に青い斑点が出現しますが、幼魚の段階では分かりにくいこともあります。

写真で解説!メッキ3種の見分け方

釣り場で釣ったメッキがどの種類か見分けられるように、それぞれの特徴を写真で見ていきましょう。

魚種 主な見分けポイント
ギンガメアジ エラぶたの付け根に黒い斑点がある
ロウニンアジ 尾びれの下側が黒く縁取られている
カスミアジ 胸ビレが鮮やかな黄色をしている

これらの特徴を覚えておけば、どのメッキを釣ったのかすぐに分かります。


秋のメッキを効率的に狙う!おすすめの釣り方

メッキはルアーへの反応が非常に良い魚です。小型のルアーで手軽に楽しめるため、初心者にもおすすめです。

1. ルアーの種類とカラー

  • ルアー: 1〜5g程度の小型ミノーやスプーン、メタルジグが効果的です。特に、表層を泳ぐ小型ミノーはメッキの捕食スイッチを入れやすく、おすすめです。
  • カラー: メッキは光に反応するため、シルバーやゴールドのほか、アピール力の強い派手なカラー(チャート、ピンクなど)が有効です。

2. 釣り場と時間帯

  • 釣り場: 防波堤や漁港、河口周辺が主なポイントです。潮通しが良く、ベイト(小魚)が溜まりやすい場所を探しましょう。
  • 時間帯: 朝夕まずめはメッキの活性が上がり、特に狙い目です。日中でも、ベイトの群れを見つけられれば釣果が期待できます。

3. アクション(ルアーの動かし方)

  • メッキは素早く動くものに強く反応します。ルアーをただ巻くだけでなく、トゥイッチ(竿先をチョンチョンと動かす)やジャーク(竿を大きくシャクる)を加えて、ルアーに不規則な動きをつけましょう。

まとめ

南紀で釣れるメッキは、小型ながら強い引きで楽しませてくれる魅力的なターゲットです。

どの種類も美味しく食べられるので、釣って楽しく、食べて美味しい魚です。

ぜひ、この秋は南紀の海でメッキ釣りに挑戦してみてください。

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