防波堤や磯でよく釣れるソウダガツオ。
その中でも「マルソウダ」と「ヒラソウダ」は姿がそっくりで、釣り初心者はもちろん
ベテランでも一瞬迷うことがあります。
しかし、この2種には味・釣期・生態など釣果や調理に直結する明確な差があります。
本記事では釣り人目線でどこよりも詳しくその違いを解説します。
マルソウダとヒラソウダとは
・どちらもソウダガツオ属に属する回遊魚。
・外洋を回遊しながら小魚やプランクトンを捕食する青物。
・堤防・磯・沖釣りでサビキやカゴ釣りの定番ターゲット。
・夏から秋にかけて群れで回遊し、時には数十匹単位で爆釣することも。
見分け方の決定版
背中の模様
・ヒラソウダ:背中の黒い模様がくっきりと縦縞状に走る。
・マルソウダ:背中の模様は点状または不規則で、やや薄い。
・釣り場で最初に注目すべき最大のポイント。
体型の違い
・ヒラソウダ:その名の通りやや平たい体型。体高が高く、横幅がある。
・マルソウダ:丸みを帯びた断面。胴が太く筒状に近い。
尾ビレ・胸ビレの形状
・ヒラソウダは胸ビレが長めで張りがある。
・マルソウダは胸ビレがやや短く、体に沿って寝やすい。
味と食べ方の差
・ヒラソウダ:赤身に脂がのり、刺身やたたきが絶品。
カツオに近い風味で血合いも濃厚。
市場価値も高く「ヒラは食べてマルはエサ」と言われるほど。
・マルソウダ:血合いが強く生食には不向き。
しかし塩焼き・煮付け・練り製品(なまり節・かつお節)にすると旨味が際立つ。
保存加工向きとして漁師に重宝される。
釣れる時期と回遊パターン
・両種とも黒潮に乗って初夏から秋にかけて南紀や四国沿岸に接岸。
・ヒラソウダは水温22〜26℃を好み、群れが大きくスピードも速い。
・マルソウダはやや広い水温帯を回遊し、堤防近くに長く滞在する傾向。
釣り分けのコツ
・タナを深く攻める:ヒラソウダは中層を高速回遊。表層中心のマルよりやや下を狙うとヒラが当たる。
・エサの選択:オキアミにアミエビを混ぜて大粒にするとヒラが寄りやすい。
・仕掛け:カゴ釣りでウキ下を深めに設定。強めのハリスで手返し良く。
まとめ
・ヒラソウダは模様が縦縞、平たい体、高級食材。
・マルソウダは丸みのある体、点模様、加工向き。
・味や釣り分けを理解すると、釣行後の調理まで楽しさが倍増する。
・釣ったその場で血抜きと海水氷締めを徹底すれば、どちらも格段に美味しくなる。
FAQ+構造化データ(JSON-LD)
Q1. ヒラソウダとマルソウダはどちらが美味しい?
A1. 一般的にはヒラソウダの方が脂がのり刺身向きとされます。
Q2. 両者は同じ群れで釣れる?
A2. 回遊ルートが重なることがあり、同じポイントで同時に釣れる場合もあります。



