「南紀のメッキはなぜ“死滅回遊魚”なのか?成魚になれる確率と釣り人の哲学」

「メッキって美味しいけど、成魚になるのはどれくらい?」

「南紀で釣れるメッキって、どこから来てどこへ行くの?」

そんな疑問に、科学・釣り・哲学の視点から答えます。

🌊【1. メッキとは?】

  • メッキとは、ギンガメアジ・ロウニンアジ・カスミアジなどヒラアジ類の幼魚の総称
  • 本来は南方系の魚で、黒潮に乗って南紀地方まで回遊
  • 寒さに弱く、冬の水温低下によりほとんどが死滅
  • このため「死滅回遊魚」と呼ばれる

📉【2. 成魚まで成長できる確率は?】

  • 南紀の冬は水温が15℃以下になることが多く、メッキにとっては致命的
  • 成魚(30cm以上)まで成長する個体は極めて稀
  • 研究データは少ないが、生存率は1%未満と推定される
  • 一部の個体が湾奥や温排水エリアで越冬する例もあるが、自然環境下ではほぼ不可能

🎣【3. 釣り人の視点:命への敬意】

  • メッキはルアーへの反応が良く、ゲーム性が高い人気ターゲット
  • しかしその命は儚く、釣った後の扱いにこそ釣り人の哲学が問われる
  • 「食べるなら美味しく」「逃がすなら丁寧に」──命への敬意を忘れずに
  • 🍽️【5. おまけ:メッキは美味しい】

    • 白身でクセがなく、塩焼き・刺身・煮付けに最適
    • 青物なのに白身魚系の味わいで、煮崩れしにくく調理しやすい

    📝【まとめ】

    南紀のメッキは、黒潮に乗ってやってくる命の旅人。

  • その多くは冬を越せずに命を終える──だからこそ、釣り人はその一尾に敬意を払う。
  • 成魚になれる確率は1%未満。でも、その1%に夢を託すのが釣り人のロマン。

 

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