免疫力の強い魚には、いくつか共通する特徴があります。釣り人や食材として扱う人にとっても役立つポイントをまとめますね。
① 生息環境に由来する特徴
・激しい環境に適応している魚
寒暖差の大きい海域や潮の流れが速い場所に棲む魚は、病原体やストレスに強い傾向があります。
例:ブリやカツオなど回遊魚。
・深海魚より浅海魚の方が免疫力が強い
深海は病原菌や寄生虫が少ないため、深海魚は免疫機構が発達していない場合が多いです。
② 体の構造・生理的特徴
・皮膚や粘膜が厚く発達している
魚は体表の粘液(ぬめり)に抗菌成分(リゾチームや免疫グロブリン)を含み、細菌の侵入を防ぎます。特に淡水魚や汽水域の魚は強い粘液防御を持ちます。
・赤身魚は白身魚より免疫細胞活性が高い傾向
酸素消費が大きく、常に運動しているため血中の白血球や免疫関連物質が活発。
③ 行動と食性
・雑食性の魚は病原体に強い
アジやフナなどはさまざまな餌を食べるため、自然と免疫機構が発達しています。
・群れで行動する魚は外敵だけでなく病原体への耐性も強化
回遊魚のカツオやイワシなどは、群れで行動することで免疫遺伝子の多様性を維持しています。
④ 具体例
・免疫力が強いとされる魚
ブリ、カツオ、マグロ、アジ、フナ、コイなど。
・比較的免疫が弱い魚
深海魚、養殖魚(狭い環境で育つためストレスや病気に弱い)、ウナギなど。
👉まとめると、
「広い海を活発に泳ぎ回る赤身魚」や「雑食性で粘膜が強い魚」は免疫力が高く、
「深海に棲む魚」や「閉鎖環境で育つ魚」は免疫力が低い傾向があります。


