海の酸素を生み出す「珪藻(けいそう)」とは?釣り人でもわかる簡単解説

海に最も多く存在し、酸素生産の大部分を担う「珪藻」。

その大きさ・種類・魚との関係を釣り人向けにわかりやすく解説します。


はじめに

釣りをしていると、アジやイワシなどの小魚が群れで泳いでいる姿を目にすることがあります。

その小魚たちのエサの源流をたどると、実は海に漂う小さな植物プランクトン「珪藻(けいそう)」にたどり着きます。

珪藻は海の酸素生産の大部分を担い、地球の環境を支える存在。

しかし釣り人にはあまりなじみがありません。

そこで今回は、釣り人の視点から「珪藻とは何か?」をわかりやすく紹介します。


珪藻の大きさはどれくらい?

珪藻は目で直接見ることができないほど小さな生物です。

・直径は 2マイクロメートル〜200マイクロメートル程度(1ミリの500分の1〜5分の1ほど)。

・砂粒よりもはるかに小さく、顕微鏡を使わないと確認できません。

・もし1ミリの空間に並べると、数十〜数百個は入る計算になります。

つまり、普段釣り場で見ている海水の中にも、無数の珪藻が浮かんでいるのです。


珪藻の種類は?

珪藻には 数万種類以上 の多様な仲間が存在します。

共通する特徴は「珪酸質(ガラスのような成分)の殻」を持っていることです。

・円盤のような形(センターに模様が入るもの)
・羽根のように伸びた形
・三角形や筒状の形

形は多種多様で、まるで小さなガラス工芸品のようです。


珪藻は人体に無害?

釣り人が心配になるのは「体に害はないのか?」という点でしょう。

結論から言えば、珪藻は人体に無害 です。

普通に海水浴しても飲み込んでも、特に問題はありません。

むしろ珪藻は海の浄化や酸素供給に貢献する“ありがたい存在”です。

一方で、珪藻が堆積してできた「珪藻土(けいそうど)」は、耐火レンガや七輪の材料として

利用されることもあり、人間の生活にも役立っています。


魚は珪藻を食べている?

直接「魚が珪藻を食べる」というイメージは少し違います。

実際はこうなります。

  1. 珪藻を 動物プランクトン(オキアミやカイアシ類など) が食べる。

  2. その動物プランクトンを 小魚(イワシ・アジなど) が食べる。

  3. さらにその小魚を 大型魚(ブリ・カツオ・マグロ) が食べる。

つまり、釣り人が狙う魚の「食物連鎖の最初の一歩」が珪藻なのです。

もし珪藻がいなくなれば、最終的にブリやアオリイカなどの釣果にも影響してしまいます。


まとめ

・珪藻は 2〜200マイクロメートル の大きさで、1ミリの中に数十〜数百個入るほど小さい。

・種類は数万以上あり、殻の模様はまるでガラス細工のように多様。

・人体には無害で、むしろ酸素生産や生活資材(珪藻土)に役立つ。

・魚の直接のエサではないが、動物プランクトンを通じて釣り魚のエサの基盤となっている。

釣り人にとっては見えない存在ですが、珪藻がいるからこそアジもブリも釣れるのです。

「海の酸素工場=珪藻」を知ることで、魚の命のつながりがより深く理解できるでしょう。

珪藻は 2〜200マイクロメートル の大きさで、1ミリの中に数十〜数百個入るほど小さい。種類は数万以上あり、殻の模様はまるでガラス細工のように多様。釣太郎

 

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