まき餌は腐らせるほうがいい?それとも新鮮?

🧂1. 腐らせる=「発酵させる」ことの意味

釣りで言う「腐らせる」は、実際には発酵させて臭いを強めることを指します。
これは「傷んだ」状態ではなく、「微生物が分解して旨味・臭い成分を出した状態」です。

発酵まき餌には以下のような特徴があります。

  • 強烈な臭いで広範囲に魚を寄せる(遠くからでも反応)

  • 海水中でゆっくり溶け、濁りや臭いが長く残る

  • 水温が高い夏場などに特に効果が出やすい

代表的な魚種:チヌ(黒鯛)・グレ(メジナ)・ボラ・アイゴ・イサキなど
磯釣りや堤防で「におい勝負」になる釣りでは、発酵タイプが有利です。


🧊2. 新鮮なまき餌の特徴

冷凍されたばかりの新鮮なオキアミやアミエビを使う場合、臭いは控えめですが以下の利点があります。

  • 魚の警戒心を与えず、自然な動きで漂う

  • 透明度が高い水域や、プレッシャーの高い釣り場で強い

  • 魚が食い渋る時や冬場の低水温期に効果的

代表的な魚種:アジ・サバ・マダイ・青物(ブリ、カンパチ)など
特に船釣りやカゴ釣りでは、生っぽい自然さが食わせの決め手になります。


🌡3. 季節による使い分け

季節 おすすめタイプ 理由
春〜夏 発酵まき餌 高水温で臭いが拡散しやすく、魚の活性も高い
秋〜冬 新鮮まき餌 水温が下がると臭い拡散が鈍く、自然さが大事になる

🎣4. 実践的なブレンド例

多くのベテランは、「発酵+新鮮」をミックスして使います。
たとえば:

  • 発酵アミエビ1ブロック

  • 新鮮オキアミ1ブロック

  • ぬか・パン粉・集魚剤を適量混ぜる

こうすることで「臭い+見た目+比重」がバランス良くなり、魚が集まりやすいです。


🚫5. 注意点

  • **完全に腐敗(悪臭・黒変)した餌はNG。**魚が離れます。

  • 夏場は車中保管で腐りすぎるとアンモニア臭が出て逆効果。

  • 理想は「半日〜1日ほど発酵」させた程度。冷暗所で管理。


✅まとめ

  • 腐らせた(発酵)餌は「寄せ重視」。

  • 新鮮餌は「食わせ重視」。

  • 季節と魚種で使い分けるのがプロのやり方。

目安

  • グレ・チヌ → 発酵系

  • アジ・マダイ・青物 → 新鮮系

  • 夏 → 発酵寄り

  • 冬 → 新鮮寄り

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