魚にとって「匂いを感じる力=嗅覚」は、生き残るための重要なセンサーです。
人間は鼻で空気中の匂いを感知しますが、魚は水中に溶けた匂い成分をキャッチします。
驚くべきはその感度の高さ。
魚の嗅覚は人間の数千倍以上ともいわれ、食べ物探し・仲間との交信・危険察知などあらゆる行動に直結しています。
本記事では、魚の嗅覚と人間の違い・釣りに活かす方法・保存時の工夫まで詳しく解説します。
魚と人間の嗅覚の違い
人間の嗅覚
・空気中の匂い分子を鼻腔で感知。
・嗅上皮にある嗅細胞が脳へ信号を送り、匂いとして認識。
・動物の中では感度は低めで、犬や魚には劣る。
魚の嗅覚
・鼻孔に水の入口と出口があり、水流が通過すると匂い成分を感知。
・水に溶けたごく微量なアミノ酸やフェロモンをキャッチできる。
・呼吸とは独立した器官で、主に採餌や生存に利用される。
魚の嗅覚が数千倍敏感な理由
水中環境に適応した進化
水は空気よりも分子の拡散が遅く、匂いが残りやすい。
そのため魚は「微量でも匂いを逃さない」仕組みに進化しました。
驚異的な事例
・サケ → 生まれた川の匂いを記憶し、数年後に帰還する。
・ウナギ → 数千キロの回遊を嗅覚で手がかりにする。
・コイやフナ → 濁った水でも匂いで餌を探し当てる。
釣りに直結する魚の嗅覚の役割
エサの匂いと釣果
生エサ(オキアミ・イワシ・サンマなど)はアミノ酸が豊富で、魚の嗅覚を強く刺激します。
アオリイカのヤエン釣りでも、アジの体液や匂い成分がイカを呼び寄せます。
集魚剤や匂い付きルアー
サビキ釣りで使う集魚剤は、水中で匂いを広げ魚を寄せる代表例です。
また、匂い付きワームは違和感を減らし、食い込みを良くします。
匂いは釣り人の行動にも影響
・手に付いたタバコの匂い
・日焼け止めや整髪料の匂い
これらは魚にとって不自然で、警戒心を与える可能性があります。
人間には感じられない匂いを魚は感知する
人間が「無臭」と思うレベルでも、魚には確実に伝わっています。
そのため釣り人は、匂いを「利用する工夫」と「余計な匂いを避ける工夫」の両方が必要です。
釣太郎オリジナル視点:海水氷と匂い保持の関係
釣果後の処理も匂いに直結します。
真水氷のデメリット
真水氷が魚に触れると浸透圧の影響で体液が流出。
旨味や香り成分が失われやすくなります。
海水氷のメリット
釣太郎の海水氷は海の水をそのまま凍らせたもの。
・魚の体にダメージを与えない
・匂い成分や旨味が逃げない
・「海の香り」を保ったまま鮮度をキープできる
特にアオリイカ・カマス・サバなど、嗅覚や匂いに敏感な魚に有効です。
まとめ
魚の嗅覚は人間の数千倍以上敏感で、生存センサーとして欠かせない役割を担っています。
釣りにおいては、
・生エサや集魚剤で匂いを利用する
・余計な人工臭を避ける
・釣った後は海水氷で匂いと旨味を守る
これらを意識するだけで、釣果も食味も格段にアップします。
釣太郎の海水氷(1kg 200円 / 3kg 400円)を活用し、匂いを「釣り場から食卓まで」最大限に活かしてください。


