① 生息場所と行動範囲
・アオリイカは沿岸の岩礁帯や藻場、砂地の混ざる場所を好みます。
・普段は岩陰や藻場に身を潜め、外敵から身を守りながら獲物を狙います。
・大きくなると沖に出る個体もいますが、基本的には回遊よりも「居付き(定着)」の性質が強いです。
② 捕食の習性
・主食は小魚(アジ・イワシなど)、甲殻類(エビ・カニ)。
・大きな目で光や動きを敏感に捉え、瞬時に脚で抱きかかえます。
・狩りの際は「待ち伏せ型」で、素早いダッシュで獲物を捕らえることが多いです。
③ 時間帯と月・潮の影響
・朝夕のマズメ時は浅場に浮上し、活発に捕食します。
・日中は警戒心が強く、岩陰や深場に潜む傾向があります。
・夜間は表層まで浮きやすいですが、月明かりの強さでレンジが変わります。
→ 新月:暗いため表層で捕食しやすい
→ 満月:明るさを嫌って深場へ潜る
④ 成長と寿命
・アオリイカの寿命はおよそ1年未満。非常に短命です。
・春に生まれた個体は夏~秋に急成長し、秋には500g前後、春には2~3kgを超える大型になります。
・「春イカ」は産卵期直前の大型個体、「秋イカ」は新子の小型で数釣りが楽しめます。
⑤ 繁殖行動
・産卵は主に春~初夏。海藻や沈木などに卵を産み付けます。
・オスは体色を変えてメスを奪い合う激しいディスプレイを行い、勝ち残った個体が繁殖に成功します。
・産卵後は体力を使い果たし、寿命を終えます。
⑥ 釣りに直結する習性
・好奇心が強く、エギやアジの動きに素早く反応する。
・ただし警戒心も高く、違和感を覚えると一瞬で離れる。
・潮の動きに敏感で、潮止まりはアタリが減り、動き出すタイミングで活性が上がる。


