【フカセ釣り外道図鑑】ヨメヒメジは美味しい?それとも微妙?釣れたときの評価と食べ方

1. ヨメヒメジとは?

ヨメヒメジ(学名:Parupeneus multifasciatus)は、ヒメジ科に属する海水魚です。
赤みがかった体色と、下あごにある2本の長いヒゲが特徴。
このヒゲで海底の砂を探り、エビやカニ、小魚などを探して食べます。

分布は南日本から熱帯域まで広く、浅い岩礁帯や砂地、サンゴ礁周辺でよく見られます。
釣りではフカセ釣りやカゴ釣り、サビキ釣りなどの外道として掛かることが多い魚です。


2. フカセ釣りでの遭遇パターン

  • グレやチヌ狙いでオキアミを使っていると、海底付近から群れで現れる

  • 海底のエサを探す習性があり、沈んだオキアミや配合エサに食いつく

  • 堤防や地磯の足元で釣れることも多い


3. 食味の評価

ヨメヒメジはヒメジ類の中でも評価が分かれる魚です。

良い点

  • 淡泊でクセがない白身

  • 鮮度が高ければ刺身でも食べられる

  • 骨が柔らかく、小型でも調理しやすい

評価が低い理由

  • 水分が多く、旨みが少なめ

  • 鮮度落ちが早く、時間が経つと身が柔らかくなる

  • 小型が多く、可食部が少ない

  • 外道として釣れることが多く、狙って釣る人が少ない


4. 美味しく食べるコツ

ヨメヒメジは、処理と調理法を工夫すれば十分美味しく食べられます。

  1. 活け締め&血抜きは必須
    釣った直後に処理すれば、身の水っぽさを抑えられます。

  2. 刺身は釣った当日に
    翌日になると食感が落ちやすいため、刺身は当日限定がおすすめ。

  3. 加熱料理が無難
    煮付け、唐揚げ、天ぷらなど火を通す料理が向きます。
    特に唐揚げは水分が飛んで旨みが凝縮し、美味しくなります。

  4. 潮汁にすると良い出汁が出る
    アラや骨は汁物にすると、磯魚らしい旨みを楽しめます。


5. まとめ

  • ヨメヒメジはフカセ釣りやカゴ釣りの外道としてよく釣れる

  • 味は淡泊でクセがなく、鮮度次第では美味しく食べられる

  • 評価が低いのは「旨みが少ない・鮮度落ちが早い・小型が多い」ため

  • 持ち帰るなら活け締め&血抜きを徹底し、刺身は当日、加熱料理が無難


フカセ釣りの外道として釣れるヨメヒメジも、ちょっとした工夫で立派な食材になります。
次に釣れたら、リリースせずに食べ比べてみるのも面白いかもしれません。

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