【港湾工事の主役】バックホウ式浚渫船(しゅんせつせん)の価格とレンタル相場を徹底解説

1. 浚渫船とは?

浚渫船(しゅんせつせん)は、港や航路の水深を確保するため、海底の土砂を掘削・除去する専用船です。

港湾整備・防波堤工事・航路維持・埋立造成などに欠かせない存在で、工事内容によって様々な方式があります。


2. 画像のタイプは「バックホウ式浚渫船」

今回の写真の船は、陸上の油圧ショベルを船上に載せた構造で、バックホウアームの先に付いたバケットで海底の土砂を掘り取り、台船に積む方式です。

特徴

  • 掘削精度が高い

  • 岸壁や狭い場所でも作業可能

  • 岩盤や固い土質も掘削できる

  • 揚土量は大型船で1時間あたり100〜300立方メートル


3. 購入価格の目安

浚渫船はサイズ・仕様・搭載クレーン能力で価格が大きく変動します。
中古市場や造船メーカーの情報から算出すると、新造の場合の価格相場は以下の通りです。

船の規模 バックホウ能力 新造価格目安
小型(20〜30tクラス) バケット容量0.5〜0.8㎥ 1〜3億円
中型(40〜80tクラス) バケット容量1〜2㎥ 4〜7億円
大型(100t超) バケット容量2〜4㎥ 8〜15億円

※船体+バックホウ本体+工事用装備一式込みの概算。
※写真の船は中〜大型クラスと思われ、新品なら5〜8億円が目安。


4. レンタル・チャーター費用の目安

浚渫船は港湾工事業者が所有している場合も多いですが、必要に応じて日単位や月単位でチャーターすることも可能です。

レンタル費用目安(オペレーター付き)

  • 小型船:1日 50〜100万円

  • 中型船:1日 100〜200万円

  • 大型船:1日 200〜300万円

※燃料費・係留費・回航費は別途
※工事期間が長期の場合、月契約(2,000〜5,000万円)も多い


5. まとめ

  • 浚渫船は港湾や航路の維持管理に不可欠な作業船

  • バックホウ式は精密かつ多用途で人気

  • 新造価格は小型で数億円、大型で10億円以上

  • 1日レンタルは規模により50〜300万円

港湾工事や浚渫業務は専門性が高く、船の維持費や乗組員の技術料も高額です。

写真のような中〜大型バックホウ式浚渫船は、長期工事でのレンタル費用だけでも数千万円規模になるのが一般的です。

 

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