アオリイカ釣りは、繊細なアタリを取るのが難しいと感じていませんか。
特にエギをどの深さ(棚)に沈めればいいのかわからない、という悩みを抱える方も多いでしょう。
しかし、ご安心ください。 アオリイカ釣りは、棚取りさえマスターすれば釣果が格段にアップする釣りです。
この記事では、アオリイカ釣りの棚取りの基本から、状況に応じた応用テクニックまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
これを読めば、あなたも棚取り名人に一歩近づき、イカ釣りの楽しさを存分に味わえるはずです。
そもそも「棚」とは?なぜ棚取りが重要なのか
釣りの世界で「棚」とは、魚やイカなどが泳いでいる水深のことを指します。
アオリイカは常に海底にいるわけではなく、餌となる小魚を追って中層を泳いだり、潮の流れに乗って浮上したりと、その日の状況によって活動する層が変わります。
アオリイカのいる層にエギを届けられなければ、当然アタリは遠のきます。
つまり、アオリイカがどこにいるのかを正確に把握し、その層にエギをアピールすることが釣果を左右する最も重要な要素となります。
これが「棚取り」です。
基本の棚取りテクニック|まずはこれを覚えよう
初めてアオリイカ釣りに挑戦する方は、まず基本となる棚取り方法を身につけましょう。
以下の3つのステップをマスターするだけで、釣れる確率はぐっと上がります。
ステップ1:海底を把握する「着底」
まず、エギが海底に到達するまでの時間を測ります。
キャスト後、ラインの放出が止まったら、スプールを押さえてラインを止めてください。
このとき、穂先を見ていると、ラインがゆっくりと張っていくのがわかります。
これは、エギが沈んでいる証拠です。 そして、ラインの張りがふっと緩んだ瞬間、エギが海底に到達した合図です。 この瞬間の感覚を掴むことが、棚取りの第一歩になります。
着底までの時間を覚えておけば、次にキャストした際に「〇秒沈めれば海底」という目安ができます。
ステップ2:底から探る「底層」
アオリイカは海底付近に潜んでいることが多いので、まずは底から丁寧に探るのがセオリーです。
着底を確認したら、そこから数回シャクってエギを浮かせ、再び沈めてアタリを待ちます。
このとき、**「〇回シャクる」「〇秒待つ」**と自分の中でルールを決めて探ると、どのくらいの深さでアタリがあったかを再現しやすくなります。
アタリがなければ、少しずつレンジを上げていくように探りましょう。
ステップ3:潮を読み、タナを調整する「中層・上層」
潮の流れが速い日や、ベイトフィッシュ(小魚)の群れが表層にいるような状況では、アオリイカも中層や上層に浮いていることがあります。
着底までの時間を測ったら、その時間よりも短い時間でエギを沈めてシャクってみましょう。
例えば、着底に15秒かかるポイントで、10秒沈めてからシャクることで、海底から少し上の層を効率的に探ることができます。
アオリイカは、餌を追いかける際に浮上することが多いため、潮の動きや表層のベイトフィッシュの有無を観察して棚を調整することが重要です。
状況別!釣果を伸ばす棚取り応用テクニック
基本の棚取りに慣れてきたら、さらに釣果を伸ばすための応用テクニックに挑戦してみましょう。
テクニック1:アタリがあったら棚を固定する
一度アタリがあったら、その棚を重点的に探るのが鉄則です。
アオリイカは群れで行動することが多いため、一匹釣れた棚には他にもイカがいる可能性が高いです。
着底までの秒数を基準に、**「アタリがあった深さ」**を覚えておきましょう。
その棚をピンポイントで狙い撃ちすることで、連発するチャンスが生まれます。
テクニック2:カウントダウンで棚を把握する
着底までの秒数を測ることを「カウントダウン」と呼びます。
キャスト後、着水と同時に「イチ、ニ、サン…」と数え始め、ラインが緩んだらカウントを止めます。
このカウント数を覚えておけば、どの棚を探っているかを明確に把握できます。
例えば「10カウントで底、8カウントで中層」のように、ポイントごとに棚を言語化できるようになります。
テクニック3:風や潮流を読んで棚を調整する
風が強い日や潮の流れが速い日は、エギが狙った棚まで沈みにくくなります。
このような状況では、通常よりも重いエギを使ったり、ラインの放出をコントロールしてエギが流されないように調整したりすることが必要です。
風上に向かってキャストしたり、ラインを張ってエギの沈下速度をコントロールしたりと、状況に応じて柔軟に対応しましょう。
まとめ|棚取りを意識してアオリイカ釣りをさらに楽しもう
アオリイカ釣りにおいて、棚取りは釣果を大きく左右する重要なスキルです。
まずは基本の「着底」をマスターし、そこから底層を丁寧に探ることから始めてみてください。
そして、アタリがあったらその棚を集中して狙い、潮や風の状況に合わせて柔軟に対応する応用テクニックを試してみましょう。


