氷に塩をかけるとアイスが作れる?海水氷・真水氷・塩氷の温度比較と活用術!


氷に塩をかけるとアイスが作れる?海水氷・真水氷・塩氷の温度比較と活用術!

暑い夏にぴったりの自由研究テーマや、釣りやキャンプにも役立つ豆知識として注目されているのが「塩と氷を使ってアイスを作る方法」。
今回は、**海水氷・真水氷・真水氷+塩(いわゆる塩氷)**の3パターンで、どれが一番冷えるのか?
そして、**海水氷だけでアイスは作れるのか?**という疑問にも答えていきます。


氷に塩をかけると冷たくなる理由

まずは原理から。

・氷に塩をかけると、氷の融点(溶ける温度)が下がります
・通常の氷は0℃で溶けますが、塩があると−10℃前後まで下がることも。
・このとき、周囲の熱を奪いながら溶けるため、急激に冷たくなるのです。

これを活かしたのが、「塩と氷でアイスを作る」テクニックです。


3つの氷の違いと温度比較

では本題。以下の3つの氷を比較してみましょう。

種類 内容 冷却温度(目安) アイス作れる?
真水氷 普通の水道水で作った氷 約0℃ ×
海水氷 海水を凍らせた氷(約3%の塩分) −2〜−4℃程度 △(厳しい)
真水氷+塩 真水氷に塩を加えたもの −10℃前後まで可能

✅ 真水氷:もっとも一般的な氷

・冷たさは0℃が限界。
・保冷用には使えるが、アイスを固めるには冷却力が弱すぎる

✅ 海水氷:自然の塩分を含んだ氷

・塩分があるため、氷点が下がり−2〜−4℃ほどに。
普通の氷よりは冷えるが、アイスを作るには少し物足りない
・釣りや魚の冷却には非常に有効!

✅ 真水氷+塩(塩氷):最強の冷却コンビ

・塩を混ぜることで、−10℃前後の冷却効果が得られる。
・これにより、生クリームやジュースを使ったアイスづくりが可能。
ジップロックでアイスを短時間で固める方法にも利用される


海水氷でアイスは作れるのか?

結論から言うと…

海水氷だけではアイスを固めるのは難しい。

理由は以下の通り:

・海水氷は−2〜−4℃程度なので、アイスの凝固点(約−5℃以下)に届かないことが多い
・さらに、海水氷そのものに「冷却を加速する塩の追加」がないため、冷却力に限界がある。

ただし、氷の量を増やし、冷やす容器を小さくし、周囲の熱を遮断すれば、簡易的なシャーベット状にはなる可能性はあります。


アイス作りに使うならどれ?

本格的に「塩と氷でアイスを作る」場合には、

✅ **真水氷+塩(塩氷)**がベスト!

特に「粗塩」など粒が大きめの塩を使用すると、より急激な温度低下が得られます。
アイスづくりの定番方法は以下の通り。


自宅でできる!塩氷アイスの作り方(簡易レシピ)

材料

・ジップロック大(氷と塩を入れる)
・ジップロック小(アイス液を入れる)
・氷:200g
・塩:50g(多めに)
・牛乳やジュース:100ml
・砂糖やバニラエッセンス(お好みで)

手順

  1. 小さなジップロックにアイス液を入れて密封。

  2. 大きなジップロックに氷と塩を入れて混ぜる。

  3. 小袋を大袋の中に入れ、タオルでくるんで5〜10分ほど振る。

  4. 冷えて固まってきたら完成!


海水氷は「魚の冷却」にこそ本領発揮!

ちなみに海水氷は、アイス作りよりもむしろ、

釣った魚の鮮度保持に最適!

・真水氷と違って、魚の浸透圧を壊さず、身が締まる
・塩分で殺菌効果もあり、夏場の食中毒対策にも◎。
・「溶けても塩水になる」という点も冷却効果が長続きする理由。


まとめ:氷と塩を活用するなら目的で選ぼう!

目的 最適な氷の組み合わせ
アイスを作りたい 真水氷+塩
魚をしっかり冷やしたい 海水氷
一般的な冷却や保冷 真水氷

氷と塩の化学反応をうまく使えば、キャンプや夏の自由研究にも大活躍!
気になる方はぜひ、塩氷アイス作りにもチャレンジしてみてください!

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