アジ(マアジ)などの変温動物(魚類)にとっての水温1℃の変化は、人間の体感温度において約10℃前後の変化に匹敵すると言われています。
■なぜ1℃でそんなに影響が大きいの?
・人間は恒温動物で、外気温が変わっても体温はほぼ一定(約36.5℃)に保たれています。
・一方、アジをはじめとする魚類は変温動物なので、水温がそのまま体温に直結します。
■水温1℃の違いが魚に与えるインパクト(例)
| 水温の変化 | アジの状態 | 人間に例えると? |
|---|---|---|
| +1℃上昇 | 活性上昇・泳ぎが俊敏に | 気温が10℃上がり汗が吹き出す感覚(25℃→35℃) |
| -1℃下降 | 動きが鈍くなる・エサを追わなくなる | 寒くて手足がかじかむ(15℃→5℃) |
■科学的根拠:代謝速度の違い
生物の代謝速度は、温度が10℃上がるごとに約2倍になるとされる「Q10の法則」に基づいています。
つまり、水温が1℃上がるだけでも、アジの代謝(=行動量や食欲)が大きく変わるのです。
■まとめ:アジにとっての「水温1℃」=人にとっての「気温10℃」
・水温21℃と22℃では、アジの反応が大きく違うことがあります。
・これは、人間にとっての気温が25℃と35℃の違いくらいに相当します。
・釣り人にとって、水温の微細な変化に注目することは「釣果の差」につながる大きなヒントとなるのです。


