クラゲもプランクトン?その理由をやさしく解説|漂う生き物の正体とは?

■ えっ、クラゲもプランクトンなの?その答えは「YES」

「クラゲってプランクトンなの?」
こんな疑問を持つ人も多いでしょう。

答えはYES
クラゲは**「動物プランクトン」**というカテゴリに入るれっきとしたプランクトンです。

ではなぜ、あんなに大きくて目立つクラゲがプランクトンなのか?
この疑問に対して、海の生態系や釣りにも役立つ情報を交えて詳しく解説します。


■ プランクトンの定義とは?泳ぎ方がカギ

プランクトンとは、
「自力で流れに逆らって泳げず、水の流れ(潮流)に漂っている生物」
を意味します。

つまり、**大きさや種類ではなく、「漂う生き物かどうか」**がプランクトンの定義なのです。

● 浮遊生活=プランクトン

・海中を泳いでいるように見えても
・実は流れに身を任せている生き物
それが「プランクトン」と呼ばれます。


■ クラゲはなぜプランクトンなのか?

クラゲは、
・体のほとんどが水分(約95%以上)
・推進力が弱く、自力では潮流に逆らえない
・流されながら浮遊生活を送っている

こうした特徴から、**「大型の動物プランクトン」**に分類されます。

たとえ見た目が立派でも、魚のように自在に泳げない=プランクトンという扱いになるのです。


■ 「動物プランクトン」と「植物プランクトン」の違い

プランクトンには大きく分けて2種類あります。

種類 特徴
植物プランクトン 光合成をして栄養をつくる ケイ藻、渦鞭毛藻など
動物プランクトン 他の生物を食べて栄養を得る クラゲ、カイアシ類など

クラゲは他の生物(プランクトンや小魚)を捕まえて食べるため、動物プランクトンに分類されます。


■ クラゲは一生プランクトン?いいえ、成長すると変わるものも

クラゲの仲間には、
・卵 → プラヌラ(幼生)→ ポリプ → メデューサ(成体)
というライフサイクルを持つものが多くあります。

この中で「プラヌラ」や「メデューサ」の時期は浮遊生活=プランクトン。

しかし、一部のクラゲや近縁種(ヒドロ虫類)は、岩や海藻に固着して生活するポリプ時代があり、このときは**ベントス(底生生物)**に分類されることもあります。

つまり、クラゲの中でもステージによって分類が変わることがあるのです。


■ プランクトンとしてのクラゲは海の重要な一員

クラゲは見た目以上に、海の生態系に大きな役割を果たしています。

● クラゲの生態系における役割

・小さなプランクトンを捕食して数を調整
・自らもカツオやマグロの餌になる
・死骸は深海生物の重要な栄養源

つまり、クラゲはただの「邪魔者」ではなく、食物連鎖の中間にいる重要な存在なのです。


■ 釣り人にとってクラゲは天敵?それともヒント?

夏になると防波堤や磯で大量のクラゲが出現することもあります。
刺されたら大変ですが、実はクラゲの発生には「海の栄養バランス」や「潮の流れ」が関係しており、釣果にも影響を与える要素です。

クラゲが多い=植物プランクトンも豊富=小魚が集まる=大型魚も回遊してくる、
という流れが起こることも。

つまり、クラゲの発生状況をチェックすることは、釣り場選びや時合いの判断材料にもなり得るのです。


■ まとめ|クラゲ=漂う大型プランクトンだった!

クラゲがプランクトンである理由は、「自力で潮流に逆らって泳げない」から

私たちがイメージする「小さくて見えないプランクトン」だけでなく、クラゲのように目に見える大きなものもプランクトンに含まれます

海の不思議のひとつですが、これを知っておくことで
・釣り場の状況把握
・生態系の理解
・海遊びの安全対策
などにもつながるでしょう。

ぜひ今後は、「クラゲ=プランクトン」の目線で観察してみてください。

クラゲもプランクトン?その理由をやさしく解説|漂う生き物の正体とは?釣太郎

 

タイトルとURLをコピーしました