「活アジが手に入らない…」「今日はアジの泳ぎが悪い…」
アオリイカの泳がせ釣りで、そんな経験はありませんか?活アジが手に入らず、釣りを諦めてしまう方もいるかもしれません。
しかし、ご安心ください!
実は、冷凍アジでもアオリイカは十分に釣れます。
活アジとは異なるアプローチが必要ですが、そのコツさえ掴めば、活アジに負けない、いや、場合によっては活アジ以上の釣果を叩き出すことも夢ではありません。
この記事では、アオリイカを冷凍アジで狙うための**「釣れる秘訣」**を徹底解説。
活アジにはない冷凍アジのメリットから、効果的な誘い方、仕掛け、アジの扱い方まで、初心者からベテランまで役立つ情報満載でお届けします。
さあ、活アジに頼らず、冷凍アジでアオリイカを攻略しましょう!
なぜ冷凍アジでもアオリイカは釣れるのか?活アジとの違いとメリット
アオリイカ釣りにおいて、活アジが最強のエサであることは間違いありません。
しかし、冷凍アジには活アジにはないメリットも存在します。
活アジの強みと弱み
- 強み: 自然な泳ぎで広範囲にアピール。アオリイカの捕食本能を強く刺激する。
- 弱み: 入手しにくい場合がある。鮮度維持が難しい。コストが高い。遠投しにくい。
冷凍アジの強みと弱み
- 強み:
- コストパフォーマンスが高い: 活アジに比べて安価で手軽に入手できる。
- 保存が容易: 長期保存が可能で、必要な時にすぐに使える。
- 遠投性に優れる: 重量があるため、沖のポイントを狙いやすい。
- 抱かせやすい: 解凍後は身が柔らかくなりやすいため、アオリイカが抱いた時に違和感なく吸い込みやすい。
- 操作で命を吹き込める: 釣り人のテクニック次第で、まるで生きているかのような「弱ったベイトフィッシュ」を演出できる。
- 弱み:
- 自力で動かない: 活アジのような自然な泳ぎがないため、アピール力が弱い。
- 鮮度管理が重要: 解凍方法や保存方法を誤ると、身持ちが悪くなったり、臭いが強すぎたりして逆効果になる場合がある。
アオリイカは非常に視力が優れているため、動くものに強く反応します。
しかし、冷凍アジは動かないから釣れない、というのは誤解です。
実は、アオリイカは**「弱った魚」**に強く反応する傾向があります。
冷凍アジを上手に操作することで、この「弱った魚」を効果的に演出できるのです。
冷凍アジでアオリイカを釣るための「5つの秘訣」
冷凍アジでアオリイカを狙う上で、特に重要となる5つの秘訣をご紹介します。
秘訣1:アジの鮮度と解凍方法が命!
冷凍アジの最大の弱点は「身持ちの悪さ」です。しかし、適切な鮮度管理と解凍方法で、その弱点をカバーできます。
- 購入時のチェックポイント: スーパーなどで購入する際は、なるべく目が澄んでいて、お腹が硬いものを選びましょう。
- 適切な保存方法:
- 個別にラップで包み、さらにジップロックなどで密閉して冷凍庫へ。
- 長期保存する場合は、時々状態を確認しましょう。冷凍焼けでミイラ化しないように注意が必要です。
- 半解凍が理想: 釣り場に着いたら、クーラーボックスに移し、半解凍の状態で使うのがベストです。完全に解凍しすぎると身が柔らかくなりすぎ、針持ちが悪くなります。冷えた状態の方がアオリイカにとって自然な感触に近く、抱きつきやすいと言われています。
- 真水NG!: 真水で洗うとアミノ酸が流出し、誘引力が低下します。海水で軽く汚れを落とす程度にしましょう。
秘訣2:仕掛けとアジの固定方法を工夫する
冷凍アジは自力で泳がないため、仕掛けやアジの固定方法でいかに自然な姿勢を保ち、操作性を高めるかが重要です。
- おすすめ仕掛け:
- ヤエン対応ウキ釣り: アタリが取りやすく、冷凍アジでも効率良くアピールできます。ヤエン投入のタイミングも分かりやすいです。
- 半固定仕掛け: 潮の流れに乗せて自然に漂わせるのに適しています。
- ウキ下(タナ)設定: 水深の1/2~2/3程度を基準に設定し、潮が効く層を探りましょう。
- アジの固定方法:
- 背掛け・鼻掛け: 針をアジの背中や鼻にまっすぐ刺すことで、落下中に外れにくく、不自然な回転を防ぎます。
- エサ巻きワイヤーでの補強: 細めのワイヤーで胴回りを軽く補強すると、遠投時や潮に流されても身崩れしにくくなります。
- 腹部を膨らませる工夫: お腹にワイヤーや針金を入れて軽く膨らませることで、腹部の白さでイカへの視認性を高められます。
秘訣3:人工的に「生命感」を吹き込む誘い方
冷凍アジの最大の課題は「動きがない」こと。
これを克服するためには、釣り人の積極的な操作で生命感を演出することが不可欠です。
- テンションの緩急を意識:
- リフト&フォール: 竿をゆっくり持ち上げ、ゆっくり沈める動作で、弱って漂うベイトフィッシュを演出します。
- 短いシャクリ: 時折、小さく鋭いシャクリを加えてリアクションバイトを誘います。
- 静止: アタリがない時には、完全に動きを止めて、じっくりと抱かせる「間」を作るのも有効です。
- 潮の流れを利用: 潮の流れに乗せて、アジを自然に漂わせるイメージで誘うと効果的です。潮が動くタイミング(下げ始め・上げ始め)は特に狙い目です。
- 「逃げる動き」の演出: アオリイカは獲物が逃げようとした瞬間に襲いかかります。竿をチョンチョンと小刻みに動かすことで、泳いでいるように見せたり、逃げ惑う動きを演出できます。アジの頭がやや上がる角度で動かすと、より自然に見えます。
- 夜釣りは夜光ウキ必須: 夜間にアオリイカは活性が上がることが多いため、視認性の高い夜光ウキは必須です。
秘訣4:アタリを見極め、焦らずにアワせる
冷凍アジの場合、活アジのような明確なアタリが出にくいことがあります。
アオリイカがアジを抱き込んでいるか、しっかりと見極めることが重要です。
- 十分な引き込みを待つ: ウキが完全に沈んだり、ラインが連続して引き込まれる、または竿が大きく曲がるまで待ちましょう。
- 焦らず、スムーズに送り込む: ヤエン投入時は、ラインを送りすぎず、かといって抵抗を与えすぎないよう、スムーズな操作を心がけましょう。アオリイカは一度アジを抱えても、すぐには噛まずに運ぶ傾向があるため、10~20秒待ってからアワせるのが基本です。
秘訣5:時合いとポイント選びで釣果アップ!
冷凍アジは活アジに比べて集魚力が弱い分、イカが近くに来やすい状況を狙うことが重要です。
- マズメ時: 朝マズメや夕マズメ(薄暗く視界が落ちる時間帯)は、アオリイカの活性が上がるゴールデンタイムです。
- 潮回り: 潮が動くタイミング(下げ始め・上げ始め)は、エサもアオリイカも活発に動くため狙い目です。
- 藻場: 春の終盤、5月下旬から6月にかけては、ホンダワラなどの海藻が生い茂る藻場がアオリイカの産卵場所となり、絶好のポイントになります。冷凍アジ×ウキ釣りの組み合わせは、根掛かりしにくいメリットもあり、藻場攻略に特に有効です。
- 沖のポイント: 冷凍アジは遠投性に優れるため、沖のポイントを積極的に狙いましょう。
冷凍アジを使ったアオリイカ釣りのQ&A
Q. どんな冷凍アジを使えばいいですか?
A. 市販されている冷凍アジで十分釣れます。サイズはアオリイカの大きさに合わせて選びましょう。小アジは新子狙い、中アジはキロアップ狙いなど、使い分けも可能です。
Q. 冷凍アジがすぐにボロボロになってしまいます。
A. 半解凍の状態で使うこと、針をまっすぐ刺すこと、エサ巻きワイヤーで補強すること、優しくキャストすることを意識してみてください。
Q. 冷凍アジで釣れる時期はありますか?
A. シーズンを通して釣れますが、特に春の大型狙いや、活アジが手に入りにくい時期に活躍します。春の藻場攻略には特におすすめです。
Q. ヤエン投入のタイミングが分かりません。
A. 冷凍アジの場合、活アジよりもアオリイカがじっくり抱き込む傾向があります。
ウキが完全に沈み込み、ラインが走り出すのを確認してから、少し待ってヤエンを投入しましょう。焦りは禁物です。
まとめ:冷凍アジはアオリイカ釣りの強力な選択肢!
「活アジじゃなきゃ釣れない」という固定観念は、今日で捨て去りましょう!
冷凍アジは、活アジに比べて安価で入手しやすく、保存も容易、さらに遠投性にも優れるなど、多くのメリットがあります。
そして何より、釣り人のテクニック次第で、活アジ以上の釣果を叩き出す可能性を秘めているのです。
潮の流れを読み、竿で生命感を吹き込み、アオリイカの捕食本能を刺激する。
この「演出力」こそが、冷凍アジでアオリイカを仕留めるカギとなります。
次にアオリイカ釣りに出かける際は、ぜひ冷凍アジを試してみてください。
きっと新たな発見と、嬉しい釣果があなたを待っているはずです。
さあ、あなたも冷凍アジでアオリイカマスターを目指しましょう!


