ひと目で惹きつけられるカラフルな貝――それが「ヒオウギガイ(緋扇貝)」です。
まるで貝とは思えないほど美しいオレンジ、赤、紫の殻。
今回は、そんなヒオウギガイの特徴や食味、ホタテとの違いまで、漁港直送の現場目線で解説していきます。
🐚 ヒオウギガイとは?
・和名:ヒオウギガイ(緋扇貝)
・学名:Mimachlamys nobilis
・分類:イタヤガイ科
・分布:九州~和歌山など西日本の沿岸部
・漁法:潜水・かご漁・養殖も盛ん
🌈 特徴:見た目は“扇”そのもの!色は自然のまま
ヒオウギガイは、扇を広げたような放射状の貝殻を持ち、赤・オレンジ・黄色・紫と多彩。
これらは染色ではなく天然の色で、同じ場所でも様々な色が混在しているのが最大の魅力です。
この色の多様性から、観賞用やインテリア、イベント装飾にも用いられています。
🍽 味:ホタテより濃厚?クセがなく甘みが強い
ヒオウギガイはホタテに似た貝柱を持っていますが、以下のような違いがあります。
| 項目 | ヒオウギガイ | ホタテ |
|---|---|---|
| 味 | 濃厚で旨味強め | やや上品で淡白 |
| 身質 | 締まりがあり弾力 | 柔らかくとろける |
| サイズ | 小ぶり(手のひらサイズ) | 大きめ(15cm前後) |
・炙り焼きやバター焼きで旨味が凝縮
・貝柱は刺身でも絶品
・ウロ(中腸腺)も苦味少なく、食べやすい
→ 地元では「ホタテより味が濃い」と言われることも!
❄️ 鮮度の見分け方と保存方法
鮮度の良いヒオウギガイは:
-
貝殻がしっかり閉じている
-
持ち上げると内部から水を吹く
-
貝柱が白くプリッとしている
保存は冷蔵で2日以内に調理がおすすめ。冷凍するとやや食感が落ちます。
💡 ヒオウギガイとホタテの違いを簡単にまとめると…
| 比較軸 | ヒオウギガイ | ホタテ |
|---|---|---|
| 殻の色 | カラフル | 地味なベージュ |
| サイズ | 小ぶり | 大型 |
| 味 | 濃くて香り高い | 上品で繊細 |
| 流通 | 地域限定・少量流通 | 全国流通・冷凍多い |
✅ まとめ:ヒオウギガイは“味よし見た目よし”のご当地貝!
✔ 色鮮やかでインパクト抜群
✔ 味はホタテより濃く、焼いても刺身でも美味しい
✔ 主に西日本(九州〜紀伊半島)で獲れる高級品
✔ ホタテと見た目が似ているが、中身は別モノ!
旅先の漁港や産直市場で見かけたら、迷わず「買い」です!
「見た目に惹かれて買ったら、味も最高だった」――そんな体験ができる貝、それがヒオウギガイです。


