魚は「回遊魚」「根魚」以外にも、生息場所・行動特性・生活史の違いによってさまざまな分類がされます。
以下に代表的な分類を釣り人向けにわかりやすく紹介します。
🎣 魚の分類:回遊魚・根魚以外に何がある?
① 回遊魚(かいゆうぎょ)
・広い海域を常に泳ぎ回っている魚
・群れを成して高速で移動
・酸素を多く必要とするため泳ぎを止めない
例:ブリ、カツオ、マグロ、サバ、イワシ、シイラ
② 根魚(ねざかな)
・岩礁帯や海底の地形に定着して暮らす魚
・移動範囲が狭く、縄張り意識が強い
・釣り場近くに潜んでいることが多い
例:カサゴ、アコウ(キジハタ)、アイナメ、ハタ、ソイ
③ 中層魚(ちゅうそうぎょ)
・海底でも表層でもなく、水深の中層を泳ぐ魚
・潮の流れやベイトの位置に敏感
・時に表層~底層まで広く動くこともある
例:アジ、メバル、サバ、ウルメイワシ、サゴシ
④ 底魚(そこざかな)
・海底を這うように生活する魚
・砂地や泥底に生息し、底にいる甲殻類やゴカイを食べる
・釣りでは胴突き仕掛けや投げ釣りが有効
例:キス、カレイ、マコガレイ、オコゼ、ハゼ、ヒラメ(※ヒラメは一部中層へも)
⑤ 表層魚(ひょうそうぎょ)
・水面付近を主に泳ぐ魚
・太陽光や波の影響を受けやすく、活性の変動も大きい
・サビキ釣りや表層ルアーが有効
例:イワシ、サヨリ、トビウオ、ボラ(若魚)
⑥ 深海魚(しんかいぎょ)
・水深200m以上の光が届かない深海に生息
・高圧・低温の環境に適応している
・近年は釣りターゲットにも(アカムツなど)
例:アカムツ、キンメダイ、チョウチンアンコウ、タナカゲンゲ
⑦ 汽水魚(きすいぎょ)
・海と川が混じる汽水域(河口・干潟)に生息する魚
・塩分濃度の変化に強く、環境耐性が高い
例:スズキ(シーバス)、クロダイ、ボラ、ハゼ、ウナギ
🔍 まとめ表:魚の分類と特徴
| 分類名 | 特徴 | 代表魚種 |
|---|---|---|
| 回遊魚 | 常に泳ぎ続ける、高速移動 | ブリ、カツオ、マグロ、イワシ |
| 根魚 | 岩礁などに定着、縄張り性がある | カサゴ、キジハタ、アイナメ |
| 中層魚 | 中層を中心に泳ぎ回る | アジ、サバ、メバル |
| 底魚 | 海底を生活圏にする | キス、カレイ、ヒラメ、ハゼ |
| 表層魚 | 水面付近を泳ぐ | サヨリ、イワシ、ボラ |
| 深海魚 | 深海に生息、釣りターゲットとして注目 | アカムツ、キンメダイ |
| 汽水魚 | 川と海の中間域に強い | シーバス、クロダイ、ウナギ |


