釣った魚を美味しく食べたい。
そのために欠かせないのが「血抜き」です。
でも――
「本当に血抜きで生臭さは減るの?」
「なぜ血を抜くと味がよくなるの?」
と疑問に感じたことはありませんか?
この記事では、釣り人が知っておくべき
**「魚の血抜きと生臭さの関係」**について、
科学的な視点と実践的な処理法をあわせて解説します。
生臭さの正体は「魚の血」にあり!
魚を捌いたときに感じる生臭さ。
その主な原因は――
✅ 魚の血液中に含まれる「ヘモグロビン(鉄分)」
✅ 内臓から発生する酵素や腐敗物質(トリメチルアミンなど)
中でも「血」は、時間が経つと酸化して、
独特の鉄臭さや生臭さを強く放つようになります。
つまり、血が体内に残ったまま放置すると、魚全体が臭くなるのです。
血抜きすることで得られる3つの効果
① 生臭さを減らす
酸化した血のニオイを最小限に抑え、刺身や塩焼きでの風味が格段に向上します。
② 鮮度が長持ちする
血液は雑菌が繁殖しやすいため、抜かないと腐敗スピードが早まります。
血抜きすることで、保存性が高くなります。
③ 見た目がきれいになる
血が残った魚は、身が黒ずんで見えたり、ドリップ(赤い水)が多くなります。
血抜きされた魚は、身の色も美しく仕上がります。
正しい血抜き方法とは?
以下が最も一般的で効果的な方法です。
【基本ステップ】
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神経締め or 脳締め(即死させて暴れさせない)
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エラを切る or 尾の付け根を切断する
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海水を使った流水で5〜10分流す
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完了後はすぐに氷締め or 海水氷で冷却
※真水は魚にダメージを与えやすいので、
できれば海水氷(塩分を含んだ氷)を使用しましょう。
血抜きしていない魚はどうなる?
釣り人にはおなじみの話ですが、血抜きしていない魚はこんな状態になりがちです。
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クーラーボックスの中でドリップだらけ
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家で捌くと身が黒ずんでいる
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食べると鉄っぽい味・臭みがする
こうなるとせっかく釣った魚も台無しです。
【まとめ】釣った魚は血抜きしてこそ本領発揮!
・魚の生臭さの原因は血液と内臓にある
・血抜きすることで、味・見た目・保存性が全て向上
・特に「刺身で食べたい魚」は必ず血抜きすべき
・正しい方法と海水氷の併用でさらに効果アップ
せっかく釣った魚――
血抜き次第で、感動の一皿になるか、残念な食卓になるかが決まると言っても過言ではありません。


