のませ釣りやアオリイカ釣りの現場でよく耳にする「銀平(ぎんぺい)」という言葉。
実はこの魚、正式には**「ウグイ」**と呼ばれる淡水魚です。
では、なぜ同じ魚なのに「ウグイ」ではなく「銀平」と呼ばれるのでしょうか?
この記事では、その理由を釣り人目線でわかりやすく解説します。
■ 銀平=ウグイ。実は同じ魚だった!
まず前提として、「銀平(ぎんぺい)」とはウグイという魚の中でも、特定の特徴をもつ個体の呼び名です。
銀平とはあくまで**釣りエサ業界や釣り人が使う“通称”**であり、学術的には「ウグイ(学名:Tribolodon hakonensis)」です。
■ なぜ「銀平」と呼ばれるのか?その由来とは
「銀平」という名前には、以下のような理由があります。
● 身体の銀色の光沢が美しい
ウグイの中でも、体表が銀色に光り輝く若魚や海水順応個体はとくに美しく、見た目の印象から
「銀のように輝く平たい魚=銀平」と呼ばれるようになったとされます。
● エサとしての価値を高める「商品名」
「ウグイ」と言うと、淡水でよく見かける一般的な川魚という印象が強く、エサとしての魅力が伝わりにくいことも。
そのため、釣具店やエサ業者があえて「銀平」と呼ぶことでブランド化し、販売価値を高めている面もあります。
■ 銀平はウグイの中でも特別な個体!
ウグイのすべてが「銀平」と呼ばれるわけではありません。
▼ 銀平とされる個体の特徴
・体表が銀色で光沢が強い
・痩せておらず、ほどよいサイズ(10〜15cm前後)
・海水に強く、活きが長持ちする個体
このような「のませ釣りやアオリイカ釣りに適した条件を満たしたウグイ」が、「銀平」として流通しています。
■ 銀平(ウグイ)は、なぜ人気のエサなのか?
● アオリイカ釣りに最適
銀平はアジに比べて泳ぎがやや遅く、逃げ足が鈍いため、アオリイカが捕まえやすいという特徴があります。
そのため、秋〜春のアオリイカ釣りで**「アジよりも釣果がいい」という噂も根強く**、実績もあります。
● 青物やヒラメの泳がせ釣りでも大活躍
銀平は丈夫で、海水にも順応しやすく、長時間泳ぎ続けることができるため、ヒラメやブリなどの青物狙いにも適しています。
■ まとめ:銀平とは、釣りに適したウグイの愛称
・銀平は、ウグイの中でも「釣り餌として優秀な個体」に付けられた通称
・体色が銀色で、美しい見た目が由来
・「商品名」や「ブランド名」の意味合いも強い
・アジに負けない実績を持ち、特にアオリイカ釣りで人気の高いエサ
「ウグイ」と「銀平」、呼び方が違うだけで魚そのものは同じです。
ただし、釣り人にとってはその“違い”が大きな意味を持ちます。
現場で「今日はアジじゃなくて銀平やな」と聞いたときは、釣果に直結するプロの選択かもしれません。


