アオリイカ釣りをしていると、「雨が降った後は釣れない」「雨のせいで水温が下がった」といった声をよく耳にします。
しかし、本当に雨が降ると水温は下がるのか?それは一時的なのか?表層だけなのか?
この記事では、雨による水温変化のメカニズムと、アオリイカへの影響についてわかりやすく解説します。
雨で水温は下がるのか?その答えは「場所と条件による」
まず結論から言うと、
雨によって水温が下がることはありますが、基本的には「一時的かつ表層のみ」です。
海水は非常に熱容量が大きいため、多少の雨で全体の水温が下がることはほとんどありません。
とくにアオリイカが泳ぐ水深(1〜5m前後)では、そこまで水温が変化しないケースが多いのです。
【図解】雨による水温変化のイメージ
👉 表層:雨水が直接当たるため、一時的に2〜3℃程度下がることも
👉 中層:ほとんど変化なし
👉 底層:全く影響なし
また、風が強くなければ雨水は混ざらず表面にとどまりやすいため、
「海面だけが冷たい」という状態になります。
雨水の影響は「水温」より「塩分濃度と透明度」に注意
アオリイカにとって、実は水温の変化以上に塩分濃度の低下や水の濁りの方が影響が大きい場合があります。
雨で起きる変化とは?
-
塩分濃度の低下(とくに湾内や河口)
-
プランクトンの増加(濁りが強くなる)
-
水面付近の視界低下(エギへの反応が鈍くなる)
アオリイカは非常に視覚に頼るハンター。
そのため、濁りや光の変化に敏感です。
表層の濁りが強いと、エギへの反応が落ちる傾向があります。
アオリイカ釣り師が雨の日に気をつけたいこと
① 雨の直後は表層より中層を狙おう
→ 表層が冷えて濁るため、アオリイカはやや下へ移動することが多いです。
→ ウキ釣りやヤエン釣りでは**「いつもよりタナを1~2m深く」**が有効。
② シャローエギよりノーマル~ディープタイプが有効
→ 雨で活性が下がると、ゆっくり沈めてボトムにアプローチする釣り方が有利です。
③ 雨でも海水温は数時間で回復する
→ 雨が上がって日が差せば、すぐに表層も暖まり直します。
→ 「雨の後=釣れない」は思い込みかもしれません。
【結論】雨の日でもアオリイカは釣れる!条件を見極めよう
雨による水温変化は基本的に一時的かつ表層のみ。
それよりも水の濁りやタナの変化を意識することで、
雨の日でも安定してアオリイカを釣ることが可能です。
釣果に差がつくのは、変化に対応できるかどうか。
雨だからといってあきらめず、その日の状況に合ったアプローチを意識してみてください。


