これはまさにストレス反応によるものと考えられます。
理由はいくつか考えられます。
ストレス反応: 魚は狭い場所に閉じ込められたり、捕獲されたり、環境が急に変わったりすると、強いストレスを感じます。
このストレスによって、神経系が刺激され、皮膚にある色素細胞( chromatophore )の収縮・拡張が起こることがあります。
その結果、一時的にまだら模様のような斑点が現れることがあるのです。これは、身を守ろうとしたり、周囲の環境に擬態しようとしたりする反応と考えられています。
闘争逃走反応: ストレスを感じると、魚は「闘争か逃走か」という本能的な反応を示します。
この際に分泌されるホルモンが、体色を変化させる可能性も考えられます。
自然環境との違い: 本来、メジナは岩礁域などで生活しており、周囲の環境に溶け込むような体色をしています。
しかし、プラスチックの青い容器のような単調な環境に置かれると、本来持っている保護色や擬態の反応が、まだら模様として現れることがあります。
水質: 今回は閉じ込められたことと興奮が原因として挙げられていますが、念のため、水質の悪化も魚にストレスを与え、体色変化を引き起こす要因となることも覚えておくと良いでしょう。
ですので、写真のメジナに見られるまだら模様は、狭い場所に閉じ込められたことによるストレスや興奮が引き起こした一時的な体色変化である可能性が高いです。
もし、より広い自然な環境に戻されれば、本来の濃い青灰色の体色に戻るはずです。


