「同じ地域のはずなのに、あっちでは釣れてこっちは無反応……」
「水温チェックしたけど、釣り場での反応が全然違った」
そんな経験、ありませんか?
実はこれ、**「海水温は一か所だけで判断できない」**ことが原因かもしれません。
海水温は、同じエリアでも“場所”や“水深”によって大きく変わるのです。
この記事では、釣果に影響を与える水温差のメカニズムと実践的な読み方を解説します。
■1. なぜ同じエリアでも水温が違うの?
海水温は、以下の要素で変化します:
✅① 水深の違い
・浅場 → 太陽光の影響を強く受ける → 日中は高く、夜間は下がりやすい
・深場 → 太陽光が届きにくく、安定して冷たい
🌊水深3m:20℃
🌊水深20m:16℃ など、数℃の差があることはよくあります。
✅② 地形と潮通し
・入り江や湾内 → 水の流れが少なく、水温がこもりやすい
・外洋に面した磯や岬 → 潮が通っており、水温が一定で安定
同じ港内でも、外側と内側で数度違うことも珍しくありません。
✅③ 風・波の影響
・強風が吹くと表層の海水が撹拌されて、水温が下がる
・ベタ凪の状態が続くと、表層が温まりすぎて魚が沈むことも
■2. 水温差が釣果に与える影響
✅ 活性に直結
魚やアオリイカは変温動物。水温に強く影響されます。
たった1~2℃の違いでも、「釣れる・釣れない」が明確に分かれることがあります。
✅ ベイト(エサ)の分布が変わる
水温の高いエリアには小魚やエビなどのベイトも集まりやすく、それを狙ってフィッシュイーターもやってきます。
■3. 実践アドバイス:水温差を活かして釣果アップ!
✅「朝まずめ」は浅場の水温上昇に注目!
→ 日が昇りはじめると浅場が暖まり、アオリイカやアジの回遊が増える。
✅「日中」は逆に深場が狙い目に
→ 表層が高温になりすぎると、魚が沈んで中層~ボトム付近へ移動する。
✅ 湾内で反応がなければ、潮通しの良いポイントへ
→ 潮が通る場所=水温が安定=魚が付きやすい。
■まとめ:水温は「1か所だけ見ても意味がない」
・水温は同じ海域でも「場所」と「水深」で違う
・数℃の差が釣果を左右するほど大きな影響を持つ
・水温を読む力が、釣りの引き出しを広げるカギ!


