春の暖かい日に日中大型アオリイカが浮いている現象は、他の季節には見られない特徴であり、
いくつかの要因が重なって起こると考えられます。
1. 産卵行動と藻場の関係
- 春はアオリイカの産卵シーズンであり、彼らは「アマモ」や「ホンダワラ」などの海藻に卵を産みつけます。これらの海藻は、水深1~5mの比較的浅い場所に多く群生しています。
- 産卵に適した藻場が浅場に集中するため、大型のアオリイカも産卵のために浅場へ浮上してくることがあります。
2. 水温と日差しの影響
- 春の日差しは海水温を徐々に上昇させ、藻場の成長を促進します。アオリイカにとって、成長した藻場は産卵に適した環境となります。
- 水温が安定し、日差しが十分に当たる暖かい日中は、アオリイカが活発に活動しやすくなり、浅場に浮いてくることがあります。
3. 捕食者の減少
- 春先はまだ水温が不安定なため、大型の青物などの捕食者が少ない傾向にあります。
- そのため、アオリイカは比較的安全に浅場で活動できると考えられます。
釣り人へのヒント
- 春の日中、透明度の高い浅場でアオリイカの影を見かけたら、サイトフィッシング(見えイカ狙い)やヤエン釣りで狙ってみましょう。
- 特に風のない凪の日は、アオリイカが浮きやすく狙い目です。
注意点
- 日中アオリイカが浮いているのは、例外的なケースであり、基本的には日中深場に潜んでいることが多いです。
- 釣法ごとにタナ設定を調整し、深場を意識した攻め方を意識することが重要です。
これらの要因が複合的に作用し、春の暖かい日に日中大型アオリイカが浮いている現象が起こると考えられます。


