結論:トラウトサーモンは養殖魚であり、天然のものは存在しません。
以下に、その理由と特徴を詳しく解説します。
① トラウトサーモンとは?
「トラウトサーモン」とは、主にニジマス(レインボートラウト)を海水で養殖した魚のことを指します。
「サーモン」と名前がついていますが、本来はマスの仲間であり、天然のものは存在しません。
✅ なぜ「サーモン」なのか?
・海で養殖することで、サーモンのような脂の乗りが良くなる
・ピンク色の身質がサーモンに似ている
・市場での販売時に「サーモン」と名付けた方が消費者にわかりやすい
つまり、「サーモン」という名前は便宜上のものであり、実際はニジマスを海水で育てたものです。
② トラウトサーモンが天然に存在しない理由
✅ 本来のニジマス(トラウト)は淡水魚
・ニジマスは元々川や湖に生息する淡水魚
・しかし、一部の個体は海に降りる性質(降海型)を持つ
✅ 養殖場で海水に慣れさせて育成
・養殖では、淡水で育てたニジマスを徐々に海水に慣れさせる
・この過程で、「トラウトサーモン」として成長する
✅ 天然の「海に降りたニジマス」はいるが流通しない
・アメリカやヨーロッパでは、海に降りるニジマスを「スチールヘッド」と呼ぶ
・ただし、漁獲量が少なく、日本の市場にはほぼ流通しない
つまり、トラウトサーモンは「養殖」によって生み出された市場向けの魚であり、自然界には
存在しません。
③ トラウトサーモンの主な産地
トラウトサーモンの養殖は、主にノルウェー・チリ・カナダ・日本で行われています。
✅ ノルウェー産・チリ産 ・世界的に流通しているトラウトサーモン・
ノルウェー産は特に高品質で人気
✅ 日本国内(主に北海道・宮城・長野) ・北海道や宮城では、海面養殖でトラウトサーモンを
生産
・長野などでは、淡水養殖のニジマスを「トラウトサーモン」として出荷することもある
④ トラウトサーモンと他のサーモンとの違い
| 種類 | 天然 or 養殖 | 特徴 |
|---|---|---|
| トラウトサーモン | 養殖のみ | 海水養殖のニジマス |
| アトランティックサーモン | ほぼ養殖 | ノルウェー産が有名 |
| キングサーモン | 天然・養殖 | 最高級のサーモン |
| 紅鮭(ベニザケ) | 天然のみ | 身が赤く味が濃厚 |
| 銀鮭(ギンザケ) | ほぼ養殖 | 日本のスーパーで流通 |
特に、日本のスーパーに並ぶ「トラウトサーモン」は、ほぼ100%養殖です。
【まとめ】トラウトサーモンは養殖のみ!
✅ トラウトサーモンは、ニジマスを海水で養殖したもの
✅ 天然のものは存在せず、市場向けの養殖魚
✅ ノルウェー・チリ・日本で主に養殖されている
スーパーなどで見かける「トラウトサーモン」は、本来のサーモンとは異なる養殖魚ですが、
脂がのって美味しいため人気があります。
「天然トラウトサーモン」は存在しないので、購入時には「養殖」と理解して選ぶとよいでしょう!
養殖魚特有のメタボ。
人は不味いが魚は太っている方が脂がのって美味。


