メジナ(通称:グレ)は、通常は濃紺~黒色の体色をしていますが、釣り上げた直後や興奮時に
体の模様が浮き出ることがあります。
特に、フカセ釣りをしていると「釣り上げた直後に縞模様が出る個体」を目にすることが多いですよね。
なぜメジナは模様が変化するのか?
本記事では、その理由とメジナの色変化のメカニズムをフカセ釣り師向けに詳しく解説します!
1. 口太グレの体色変化の理由は?
メジナの体色変化は、「色素胞(しきそほう)」の働きによるものです。
✔ 色素胞とは?
魚の皮膚には「色素胞」という特殊な細胞があり、環境や気分によって色を変える役割を持っています。
メジナには特に「メラニン色素胞(黒色を作る)」が発達しており、この色素の分布によって模様が変わります。
2. どんな時に模様が出るのか?
① 興奮・警戒したとき(釣り上げた直後)
✔ 釣り上げたとき、メジナは強いストレスや警戒心を感じます。
✔ これにより、神経の作用で色素胞が収縮・拡散し、体の縞模様が一時的に浮き出ます。
② 水中で縄張り争いをしているとき
✔ メジナは比較的温厚な魚ですが、時には縄張り争いをします。
✔ このとき、興奮状態になり、体の模様が出たり、黒っぽくなったりします。
③ 死後、時間が経過したとき
✔ 釣った後、しばらく経つと色が抜け、模様がはっきりする個体がいます。
✔ これは、神経伝達が停止し、色素胞の働きが変化するためです。
3. 体色変化が激しい個体とは?
✔ 若い個体(20~30cm)ほど模様が出やすい
✔ 水温が高いと模様が変化しやすい(夏場のグレは変化しやすい)
✔ 沖磯のグレより、湾内のグレの方が模様の変化が顕著
若い個体ほど神経系が活発に働くため、色の変化がはっきり見えることが多いです。
4. フカセ釣りでの実践ポイント:色変化をヒントに活用!
✔ 釣り上げたグレの模様で活性を読む!
・釣った直後に縞模様がくっきり出る → 警戒心が強い状態
・模様が出ずに黒っぽいまま → 落ち着いている(比較的活性が高い)
このように、釣り上げたメジナの体色変化を観察すると、群れの状態を推測するヒントになります!
5. まとめ:メジナの模様変化を知ると釣りがもっと楽しくなる!
✔ メジナの色変化は「色素胞」の働きによるもの
✔ 興奮・警戒・縄張り争い・死後の変化で模様が出る
✔ 若い個体ほど模様の変化が激しく、夏場の水温が高い時期に顕著
✔ 釣り上げた後の模様変化で、群れの活性を予測できる!
フカセ釣りをする際、釣ったグレの体色をよく観察すると、その日の活性や群れの警戒心が分かるかもしれません。
次回の釣行では、ぜひグレの模様をチェックしてみてください!


