アジ(鰺) といえば、日本の海でよく釣れる魚ですが、一口に「アジ」と言っても
「マアジ」と「マルアジ」 という異なる種類が存在します。
両者は見た目が似ていますが、生態や味・釣り方に違い があります。
本記事では、マアジとマルアジの特徴や生態の違いを詳しく解説 します!
1. マアジ(真鰺)
【生態と特徴】
- 体長:最大約50cm(一般的には20~30cm)
- 見分け方:
- 体の側面に ゼイゴ(硬いウロコのライン)がある
- 体型はやや平たい(楕円形に近い)
- 体側に黄色いラインが入る
- 分布:日本全国の沿岸域・外洋
- 寿命:4~6年
- 主なエサ:小型甲殻類・小魚・プランクトン
- 群れの大きさ:小~大規模の群れ
- 回遊性:
- 「回遊型」 と 「瀬付き型」(定住型)がいる
- 瀬付き型の方が脂が乗りやすく、美味しい
【釣りでのポイント】
- 岸釣りではサビキ釣り・ウキ釣りが一般的
- 夜釣りではアジング(ルアー)やウキ釣りが効果的
- ヤエン釣りのエサとしても優秀(アオリイカ狙い)
【食用としての特徴】
- 刺身・なめろう・塩焼き・干物・フライ など幅広い調理法に対応
- DHA・EPAが豊富で健康にも良い
- 旬は春~夏(瀬付きの個体は冬も美味)
2. マルアジ(丸鰺)
【生態と特徴】
- 体長:最大約40cm(一般的には20~30cm)
- 見分け方:
- 体型が丸く、ゼイゴ(硬いウロコのライン)がない
- 目が大きめ
- 尾ビレの付け根が太い
- 分布:主に暖流が流れる地域(九州~本州太平洋沿岸)
- 寿命:3~5年
- 主なエサ:小型甲殻類・プランクトン・小魚
- 群れの大きさ:中~大規模の群れ
- 回遊性:
- 基本的に 「回遊型」 のみ(定住しない)
【釣りでのポイント】
- 回遊性が強いので、一度釣れ出すと連発しやすい
- 夜釣りでのサビキ釣り・ウキ釣りが効果的
- 泳がせ釣りのエサとしても優秀(カンパチやヒラマサ狙い)
【食用としての特徴】
- 味はやや淡泊で、マアジより水分が多い
- 刺身・フライ・塩焼きが適している
- 干物にすると旨味が増す
- 旬は夏~秋(回遊が活発になる時期)
【マアジとマルアジの違いを比較表でチェック!】
| 種類 | 体長 | 体型 | 見分け方 | 主なエサ | 回遊性 | 寿命 | 旬 | 食用の特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マアジ | 20~50cm | 平たい楕円形 | ゼイゴあり・黄色いライン | 小魚・プランクトン | 回遊型+瀬付き型 | 4~6年 | 春~夏(瀬付きは冬も美味) | 脂が乗りやすく刺身・塩焼き向き |
| マルアジ | 20~40cm | 丸い | ゼイゴなし・目が大きい | 小魚・プランクトン | 回遊型のみ | 3~5年 | 夏~秋 | 淡泊で水分が多く、フライや干物向き |
まとめ
✅ マアジは「脂が乗りやすい万能アジ」 → 刺身・塩焼き・フライ向き
✅ マルアジは「淡泊でフライや干物向き」 → 回遊性が強く釣りやすい
✅ 釣りではマアジが高級魚扱いされることが多い(瀬付き個体は特に美味)
マアジとマルアジの違いを理解して、釣りや食事に役立てましょう!


