魚・イカ・タコ・エビ・カニの中で最も飢餓に強いのは?【生存戦略と適応力を徹底解説】
釣り人や水産業関係者ならずとも気になるこの疑問。
今回は、各生物の生存戦略・代謝・絶食耐性を比較し、どの生物が最も飢餓に強いのかを
徹底解説します。
1. 魚類の飢餓耐性:代謝が低い種類は強い!
魚類は種類によって飢餓耐性が大きく異なります。
◎ 飢餓に強い魚
- ウナギ(鰻):数か月の絶食に耐えられる。冬眠状態になり代謝を抑える。
- ハタ類(クエ・マハタなど):動かずに待ち伏せするスタイルの魚は飢餓に強い。
- 深海魚(リュウグウノツカイ・チョウチンアンコウなど):深海は餌が少なく、長期間の飢餓に耐える進化を遂げた。
✖ 飢餓に弱い魚
- マグロ・カツオなどの回遊魚:常に泳ぎ続けるため、エネルギー消費が激しく、短期間の飢餓でも命に関わる。
- 小型の回遊魚(アジ・サバ・イワシ):代謝が速く、餌を絶つとすぐに衰弱する。
2. イカの飢餓耐性:短命ゆえに意外と弱い?
イカは成長が早く、代謝が非常に高いため、飢餓には弱い傾向があります。
特にアオリイカは数日間エサを食べられないだけで痩せることが知られています。
そのため、回遊するイカ(スルメイカなど)は特に飢餓に弱いです。
しかし、一部の深海性のイカ(ダイオウイカなど)は、低代謝で長期間餌を取らなくても
耐えられると考えられています。
3. タコの飢餓耐性:環境適応力が高い!
タコは環境適応能力が非常に高く、飢餓にもある程度耐えられる生物です。
- タコは雑食であり、小魚・甲殻類・貝類・藻類まで食べるため、エサの確保が容易。
- また、数週間の絶食にも耐えることが可能。
- さらに、危機的状況では共食いをすることもある(特にミズダコ)。
4. エビの飢餓耐性:甲殻類の中では比較的弱い
エビ類は代謝が速く、飢餓には比較的弱いとされています。
特にクルマエビやシラサエビのような活発に泳ぐ種類は、餌が少なくなると急速に衰弱します。
一方で、深海に生息するエビ(アカザエビなど)は代謝が低く、飢餓に比較的強いと考えられます。
5. カニの飢餓耐性:甲殻類最強クラス!
カニは飢餓耐性が非常に高いことで知られています。
- 雑食性が強く、餌の選り好みが少ない(腐肉・小魚・藻類など何でも食べる)。
- 代謝が低いため、エネルギー消費を抑えられる。
- 脱皮のサイクルが長い種類は特に飢餓に強い(例:タラバガニ・ズワイガニ)。
- 共食いをすることもあるため、最悪の場合でも生き延びやすい。
特に深海性のカニ(オオズワイガニ・タカアシガニなど)は、餌が極端に少ない環境でも
長期間生存可能です。
6. 結論:最も飢餓に強いのは…?
飢餓耐性の強さを総合的に評価すると、以下の順位になります。
飢餓耐性ランキング(強い順)
- カニ(甲殻類最強。低代謝&雑食)
- タコ(環境適応力が高い。共食いもする)
- 飢餓に強い魚(ウナギ・ハタ類・深海魚)(低代謝の魚は強い)
- エビ(種類によるが、一般的には飢餓に弱め)
- イカ(代謝が速く、飢餓に最も弱い)
7. まとめ
✅ 飢餓に最も強いのはカニ!
✅ 低代謝&雑食の生物ほど飢餓に耐える
✅ タコは環境適応力が高く、飢餓にも比較的強い
✅ 魚類は種類によるが、ウナギやハタは強い
✅ エビやイカは代謝が速く、飢餓に弱い


