以下にその具体的な理由を解説します。
エラが赤い理由
1. 血液が多く流れている
- エラは魚が水中で酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する「呼吸器官」です。
- エラには、非常に細かい毛細血管が集まっており、そこに大量の血液が流れています。
血液の中に含まれる赤いヘモグロビンが酸素を運ぶ役割を担っているため、エラが赤く見えるのです。
2. 酸素と二酸化炭素の効率的な交換
- エラ弁の薄い膜(エラの表面)は、外部の水と接する部分です。この膜を通して酸素を吸収し、二酸化炭素を放出します。
- この酸素と二酸化炭素の交換を効率よく行うため、エラには血液が豊富に供給され、赤い色が際立ちます。
3. 毛細血管が非常に密集している
- エラは水中の酸素を効率的に吸収するために、面積が広くなるように細かく分岐しています。
- この構造に沿って、毛細血管が非常に密集しているため、赤い色が濃く見えるのです。
4. 全魚種で共通の呼吸メカニズム
- 魚が水中で生きるための呼吸メカニズムは、どの魚種でも基本的に同じです。
- 酸素を水から取り込み、血液に供給する。
- 二酸化炭素を血液から排出して水中へ放出する。
- このため、魚種が変わってもエラの構造や赤い色は共通しています。
5. 赤い色が鮮やかな理由
- ヘモグロビンに含まれる鉄分が酸素と結びつくことで、鮮やかな赤色を発します。
- 特に新鮮な魚の場合、エラは明るい赤色をしており、酸素を効率的に取り込んでいる証拠です。
- 鮮度が落ちるとエラが茶色や黒っぽくなるのは、血液中の鉄分が酸化し、赤色が失われるからです。
魚種による違いがない理由
- 魚の生息環境や食性に違いがあっても、酸素を取り込む機能は全ての魚で共通しています。
- そのため、エラの基本構造や赤い色には大きな違いがありません。
例えば:
- 青物(ブリやサバ)や根魚(カサゴ、ハタ)でもエラの赤さは同じ。
- ただし、個体によってエラの形状やサイズは異なります(大型魚ほどエラも大きい)。
まとめ
魚種が変わってもエラが赤いのは、酸素を効率的に取り込むために血液が豊富に流れており、
その血液に含まれるヘモグロビンが赤色をしているからです。
エラの赤さは魚の呼吸器官としての重要性を表すものであり、全ての魚で共通した特性といえます。
釣りの際には、エラの色で鮮度を見分けることもできるので、ぜひチェックしてみてください!


