「ノッコミ」とは?
「ノッコミ」とは、チヌ(クロダイ)の産卵シーズンに特有の行動を指します。
この時期、チヌが産卵のために浅場に移動し、餌を積極的に食べるため、釣果が期待できる
タイミングとなります。
チヌ釣り初心者にも理解しやすいように、ノッコミについて以下に詳しく説明します。
1. ノッコミの基本的な概要
- 時期:
- **春先(3月~5月頃)**にかけて見られる現象。
- 地域によって多少のズレがありますが、水温が15~20℃に達すると発生しやすいです。
- 行動:
- チヌは産卵のために深場から浅場(砂地や岩場、河口付近など)に移動します。
- 産卵を控えて体力をつけるため、この時期は特に荒食い(普段よりも積極的に餌を食べる状態)をします。
- 釣果の特徴:
- **大型のチヌ(50cm以上の「年無しチヌ」)**が釣れるチャンスが高まります。
- 活性が高いため、初心者でも比較的釣果を得やすい時期です。
2. ノッコミ時期のチヌの特徴
- 浅場に接岸する:
- 産卵場所となる砂地や岩場の浅場に移動します。
- 特に水深1~5m程度の場所が狙い目です。
- 餌を積極的に食べる:
- 産卵を前に体力をつけるため、通常よりも餌を活発に捕食します。
- 普段は食べないような餌にも反応することがあります。
- 群れで行動する:
- ノッコミ時期はペアや小さな群れを作ることが多く、同じポイントで複数匹を釣れる可能性があります。
3. ノッコミの釣り方のポイント
(1) 狙う場所
- 浅場や砂地: 産卵のための移動先となる場所。
- 河口付近: 淡水と海水が混じる汽水域は餌が豊富で、チヌが集まりやすい。
- 岩場や漁港周辺: チヌが隠れやすく、餌が多いポイント。
(2) 時間帯と潮回り
- 朝夕が狙い目: 活発に餌を探す時間帯。
- 大潮~中潮: 潮が動く時間帯に食い気が上がりやすい。
(3) 餌の選び方
- 匂いと味の強い餌が効果的。
- オキアミ、練り餌、コーン、サナギなど。
- 撒き餌の活用:
- 撒き餌でチヌを寄せてから釣りを始めると効果的。
(4) 仕掛け
- フカセ釣り:
- 軽いウキを使い、自然に餌を漂わせる。
- ハリスは1.5~2号が標準。大物狙いなら2.5~3号も。
- 紀州釣り:
- ダンゴ釣りで餌を海底に届ける。
- 撒き餌と一体化させてチヌを誘う。
4. 初心者へのアドバイス
- ノッコミのチャンスを逃さない:
- 釣り初心者にとって、ノッコミ時期はチヌを釣りやすい絶好のタイミングです。春先の釣行を計画しましょう。
- 浅場を狙う:
- 深場ではなく、浅場や根周りを重点的に攻めると釣果が期待できます。
- 撒き餌を活用する:
- チヌを寄せるため、撒き餌を適切に使うことが重要です。撒き餌の量やタイミングを工夫しましょう。
- 適切なタックルを準備する:
- 大型チヌに備えて、適度な強度のタックル(磯竿1.5号~2号、ライン3号程度)を使用します。
5. ノッコミの魅力
- 大型が狙える: 産卵期のため普段よりも大きなチヌを釣れるチャンスです。
- 食い付きが良い: 餌を積極的に食べるため、初心者でも釣果を上げやすい時期です。
- 春の風物詩: 季節感を味わいながら釣りを楽しめる特別なシーズンです。
6. まとめ
「ノッコミ」とは、春の産卵期にチヌが浅場に移動し、餌を活発に食べる状態を指します。
この時期は釣りやすく、初心者にもおすすめのシーズンです。
浅場を狙い、撒き餌や餌選びを工夫することで、ノッコミのチヌを効率よく釣り上げることができます。
春の釣りを楽しみましょう!


