海水を凍らせたときに白濁りする主な理由は、海水に含まれる塩分やその他の不純物の存在によるものです。
以下の要因が関与しています:
1. 塩分の排除による気泡形成
- 海水には塩化ナトリウム(NaCl)をはじめとする多くの塩分が溶け込んでいます。
- 凍る際に、氷の結晶は純水だけを取り込み、塩分や不純物を排除します。この過程で、塩分濃度の高い部分が小さな隙間に押し出されます。
- この隙間に取り込まれた空気が微小な気泡を形成し、光が散乱されることで白く見えます。
2. 凍結速度と結晶構造
- 凍結速度が速い場合、氷の結晶が不均一に成長します。不均一な結晶構造が光を乱反射し、白濁りの原因となります。
- ゆっくり凍らせると透明度が高くなる場合がありますが、完全に透明にはなりにくいです。
3. 不純物の濃縮
- 海水には塩分以外にも微量のミネラルや有機物が含まれています。これらが氷の中に閉じ込められることで白濁りが強くなることがあります。
4. 光の散乱
- 氷の内部での不純物や気泡が、光を乱反射または屈折させるため、白く見える現象が生じます。
対処方法(透明に近づける方法)
もし透明な海水の氷を作りたい場合は以下の方法を試すとよいです:
- 海水を一度沸騰させ、不純物や溶け込んだガスを除去する。
- ゆっくり時間をかけて凍らせることで結晶を均一に成長させる。
ただし、完全な透明を実現するのは難しく、塩分の影響は避けられません。


