和歌山南紀での寒グレ(メジナ)フカセ釣りで、ニザダイやイズスミが多い状況に対処するには、彼らの特性を理解し、それを避けるための戦略を練ることが必要です。以下に、これらの魚をかわしながら寒グレを釣る方法を詳しく解説します。
ニザダイとイズスミの特徴
- ニザダイ
- 主に海藻や植物性の餌を好む。
- 撒き餌やサシエの海藻成分に敏感。
- 強い引きで仕掛けを切ることがある。
- イズスミ
- 雑食性で撒き餌に集まりやすい。
- 群れで行動し、撒き餌に群がる傾向が強い。
- サイズが大きい個体も多く、引きが強い。
対処法
以下の方法でニザダイやイズスミの影響を減らし、寒グレに狙いを絞りましょう。
1. 餌選びを工夫する
- 配合餌を植物性から動物性中心に変える: ニザダイやイズスミは植物性の餌に反応しやすいため、配合餌に含まれる植物性素材(海藻やパン粉など)を減らし、動物性の素材を多く含むものを選びます。
- オキアミ単品や、動物性配合餌を中心に使用。
- サシエの工夫:
- ハード系のオキアミや、ボイルオキアミを使用。柔らかいオキアミはイズスミやニザダイが先に食べてしまうことが多い。
- 他にも、練り餌(グレ専用の動物性素材入り)を試すことで、寒グレを狙いやすくなります。
2. 釣り場のポイントを工夫する
- 浅場を避ける: ニザダイやイズスミは比較的浅い場所や、海藻が多いエリアに集中しやすいです。少し深場を狙うことで寒グレに接近できます。
- 潮通しの良い場所を選ぶ: 潮の動きが良い場所では、撒き餌に反応する魚が散りやすくなり、寒グレが釣れやすくなります。
- 磯際から沖目を狙う: ニザダイやイズスミは磯際に多く、沖に仕掛けを流すことで寒グレを狙いやすくなります。
3. 撒き餌の使い方を調整する
- 撒き餌の量を少なく: 撒き餌を大量に撒くと、ニザダイやイズスミが餌場を占領してしまいます。撒き餌の量を少なくし、ポイントを絞ることで寒グレだけを引き寄せやすくします。
- 撒き餌の打ち方を工夫: 撒き餌の範囲を狭く絞り、寒グレを特定の位置に誘導します。ニザダイやイズスミが多い場合、撒き餌を少し深めに打つことで、寒グレが優先してエサを取る状況を作ります。
4. 仕掛けの工夫
- ウキ下を深く設定する: ニザダイやイズスミは表層から中層を泳ぐことが多いため、ウキ下を深く(3~5ヒロ程度)設定することで寒グレに集中できます。
- ハリスを太くする: ニザダイやイズスミに対処する際、ハリスが切られないように1.5号~2号程度のハリスを使用。寒グレも違和感なく食いつきます。
- 仕掛けを重めに: ガン玉や仕掛けを少し重くして、餌を一気に深場へ落とすことで、ニザダイやイズスミのいる層をかわします。
5. 釣るタイミングを狙う
- 早朝や夕方に集中する: 寒グレは活性が高くなる時間帯が早朝や夕方に多いため、このタイミングを狙って釣りをする。
- 潮の変化を意識: 潮が動き始めるタイミングは寒グレの活性が上がり、ニザダイやイズスミも分散しやすくなります。
最後に
和歌山南紀のような魚影が濃いエリアでは、ニザダイやイズスミが撒き餌に集まりやすいのは避けられない部分もあります。ただ、上記の対策を講じることで、寒グレを狙う確率を上げることができます。
重要なポイント:
- 撒き餌とサシエを工夫する。
- 潮通しや深場を狙い、魚種を選別する。
- 仕掛けを重くして効率的に攻める。
こうした工夫を楽しみながら、寒グレ釣りを成功させてください!


