視力が優れていることで有名なアオリイカ。
実は前方が死角となっています。
目玉は大きいのですが、横に付いており360度見えると言われていますが、前方は見えにくいのです。
アオリイカの眼球の瞳の上に見られる構造は、瞼(まぶた)とは異なります。イカやタコなどの頭足類には哺乳類や鳥類のような「瞼」は存在しませんが、それに似た役割を果たす独自の構造があります。
瞳の上にある構造の特徴と役割
- 「角膜」にあたる膜
- アオリイカの目には、外部環境から眼球を保護するための透明な膜があります。この膜が瞳の上を覆っているように見える場合があります。
- この膜は海水中の異物や微細な粒子から目を守る働きをします。
- 周囲の筋肉や組織の役割
- アオリイカの目は非常に大きく、視界を広く確保するために進化した構造を持っています。
- 目の周囲にある筋肉や組織が瞳の一部を覆うことで、光の調整や外敵に対する保護効果を持つと考えられます。
- 瞳孔の形状調整
- アオリイカの瞳孔は独特の楕円形やW字型をしており、環境光に応じて形状を変化させます。瞳孔の上に見える構造は、これらの調整に関与している可能性があります。
イカの目と進化の背景
- イカやタコの目は非常に発達しており、哺乳類の目と似た収束進化の結果、類似した構造を持つようになっています。
- ただし、哺乳類のように目を完全に覆う「瞼」や瞬きの機能はなく、その代わりに先述の透明な膜や筋肉で保護しています。
この膜や周囲の構造は、アオリイカが外敵や環境の厳しい条件の中で、生き延びるための重要な適応だと言えるでしょう。


