石鯛釣りの三段引きは、石鯛特有の引きのパターンを表す言葉で、石鯛釣りの醍醐味を象徴するものです。この引きの特徴を理解することで、アプローチやファイト時の対策がしやすくなります。以下に詳しく解説します。
三段引きの特徴
石鯛がヒットしてからラインが切れるまで、または取り込むまでに感じられる「3つの段階的な引き」を指します。
- 第一段階:ファーストラン(瞬発的な引き)
- 餌を食べた直後、石鯛は一気に根(岩礁や隠れ家)に向かって突っ込みます。
- このときの引きは非常に強烈で、瞬間的なラインの放出や竿への負荷が最大になります。
- 対応策: ドラグ設定をやや強めにして根に突っ込まれるのを防ぐことが重要です。
- 第二段階:根周りでの攻防
- 根に潜り込んだ石鯛が、その場で抵抗を続けます。頭を振るような動きやラインを絡める動きが特徴です。
- この段階では、ラインを切ろうとする動きが目立ちます。
- 対応策: 竿を立ててテンションを一定に保ちつつ、無理に引き上げないよう慎重に対応します。
- 第三段階:持久戦と浮上
- 石鯛が根から出てきて浮き上がり始めると、直線的な引きや抵抗を見せます。
- 徐々に力が弱まりますが、ここで油断すると再び根に戻ろうとすることもあります。
- 対応策: 一気に引き上げず、竿を上下にゆっくり動かしながらリールで確実にラインを巻き取ります。
三段引きの魅力
- 迫力ある引き
石鯛のファーストランは「竿を折る」とまで言われるほど強力で、釣り人を魅了します。 - テクニカルな駆け引き
石鯛との攻防は、根掛かりやラインブレイクとの戦いでもあり、釣り人のスキルが試されます。 - 達成感
石鯛を釣り上げたときの満足感は、魚の強い引きと駆け引きの難しさを乗り越えた証といえます。
三段引きへの対応のコツ
- タックル選び
強度のある専用ロッドや太めのライン(10~20号以上)、頑丈なリールを使用します。 - 仕掛けの工夫
- 鉛スッテ仕掛けやクッションゴムを取り入れることで、引きの衝撃を和らげることができます。
- 針は強靭なものを使用し、根周りの摩擦にも耐えられるラインを選ぶことが重要です。
- ドラグ設定
- ドラグを強めに設定し、最初の突っ込みでラインが出過ぎないようにします。ただし強すぎるとライン切れの原因になるため、適度な調整が必要です。
まとめ
石鯛釣りの三段引きは、石鯛特有の強烈なファイトを感じる醍醐味です。三段階それぞれに異なる引きがあり、釣り人に求められるスキルも変わります。この引きを楽しみながら、攻略法を考えることが石鯛釣りの魅力といえるでしょう。


