水潮と感じるラインは塩分3.0%を切ったあたりからです。
もう少し細かく分けるとこうなります。
■通常の海水
約3.3〜3.5%
魚にとって一番安定
→ 活性も安定
■軽い水潮(違和感レベル)
約3.1〜3.2%
魚はちょっと警戒するが普通に釣れる
→ 表層だけならほぼ問題なし
■水潮状態(釣果に影響)
約2.8〜3.0%
魚が明確に嫌がるライン
→ 浅場の魚が抜け始める
■強い水潮(かなり厳しい)
2.5%以下
かなりの魚が移動
→ 食い激落ち
■ほぼ真水の影響
2.0%以下
ほぼアウト
→ 海の魚はほとんどいなくなる
ここで重要なのが
表層と底で全然違うってことです。
雨のあとって
上だけ真水が乗ってる状態が多いです。
こういう時は
・表層 → 2.5%(最悪)
・底 → 3.3%(通常)
みたいなことが普通に起きます。
だから
「水潮で釣れない」じゃなくて
**「水潮の層で釣ってるから釣れない」**が正解です。
現場での見抜き方はこれ。
・表面だけ濁ってる → 下は生きてる可能性大
・潮が二層に分かれてる → チャンスあり
・全体が茶色く冷たい → 厳しい
あと、魚種によって耐性も違います。
・アジ、イワシ → 3.0%切ると一気に弱る
・アオリイカ → かなり敏感(ほぼ逃げる)
・チヌ → わりと強い
・ボラ → むしろ歓迎
まとめると
水潮の基準は
約3.0%を境に「釣れる海」から「嫌われる海」に変わる
でも
底に塩分が残ってればまだ勝負できる。
ここを見れる人だけが
水潮でも普通に釣ります。
塩分3%の海水の比重は約1.021前後です。
ざっくり換算するとこうなります。
■塩分と比重の目安(15〜20℃前後)
・3.5%(通常の海)
→ 約1.025
・3.3%
→ 約1.024
・3.0%(水潮ライン)
→ 約1.021
・2.8%
→ 約1.020
・2.5%
→ 約1.018
・2.0%
→ 約1.015
つまり現場的には
比重1.021を切ってきたら「水潮やな」って判断でOKです。
ここで重要な話。
比重はめちゃくちゃ使えます。
理由はシンプルで
濁りよりも正確に“海の状態”が分かるからです。
例えば
・見た目は濁ってるけど比重1.023 → 実は釣れる
・見た目キレイで比重1.019 → 全然ダメ
こういう逆転は普通に起きます。
さらに現場のコツ。
・表層だけ測るのはダメ
・できれば中層〜底も意識
水潮は層になってることが多いので
「上は1.019、下は1.024」
こういう状態が一番おいしいです。
この場合は
底狙いに変えた人だけ釣れるです。
まとめると
塩分3% = 比重約1.021
このラインを覚えておけば
「今日はやばい水潮か」
「まだいけるか」
一発で判断できます。
これ、釣果に直結する知識です。

