結論から言うと、
「入れたら必ず爆釣」ではなく、
条件が合うと釣果を10〜30%前後押し上げる補助要素
と見るのが現実的です。
魚は主に嗅覚と味覚でエサを判断し、
とくに水中ではアミノ酸、核酸系成分、ベタイン類が摂餌刺激になりやすいことが、魚類の嗅覚・味覚研究や飼料誘引研究で繰り返し示されています。
科学的に見ると、
集魚剤の効果は大きく3つです。
匂いで寄せる力、
味で口を使わせる力、
煙幕や濁りで群れを足止めする力です。
特にオキアミやアミエビ自体もすでに強い誘引源なので、
市販集魚剤はゼロを1にするより、
1を1.1〜1.3に底上げする役目だと考えると近いです。
また魚は匂いの流れに対して上流へ向かう行動をとりやすく、
可溶性タンパクやアミノ酸は時間とともに急速に拡散・減衰します。
AI的に数値化すると、
釣果への寄与率はこんなイメージです。
魚がいるか 45%
潮と流れ 25%
タナと仕掛け 20%
集魚剤 10%
です。
ただし食い渋り時や群れが薄い時は、
集魚剤の比重が15〜20%まで上がる一方、
群れが濃く活性が高い日は5%未満まで下がります。
つまり集魚剤は“主役”ではなく、
群れを寄せて止める補助ブースターです。
この数値配分は研究で直接一律に示されたものではなく、
上記の魚類感覚研究と実釣条件を合わせた実務的推定です。
実戦では、
アミエビ単体比で釣果差0〜10%の日も普通にある一方、
濁りが弱い日、
群れが散りやすい日、
回遊を少しでも足止めしたい堤防サビキでは、
10〜30%差になる余地があります。
なので答えは、
効果はある。
でも万能ではない。
これです。

