アジはいつも同じ水深を泳ぐ魚ではありません。
ベイト、水温、潮の条件によって海面、中層、海底へと棚を変えます。
その理由と釣果を伸ばす考え方をわかりやすく解説します。
最初に
アジ釣りで大事なのは、魚がいるかどうかだけではありません。
もっと重要なのは、その日その時にどの棚を泳いでいるかです。
アジはベイトの位置、水温、潮の流れによって、海面、中層、海底と回遊する水深を変える魚です。
昨日は表層で連発したのに、今日は底ベタしか食わない。
こんなことが普通に起きます。
だからアジ釣りは、単なる数釣りではなく、棚を読む釣りでもあるのです。
ベイトで棚が決まる
小魚やプランクトンが浮けば、アジも浮きやすくなります。
逆にベイトが沈めば、アジも中層から底寄りを回ります。
つまりアジは、自分勝手に泳いでいるようでいて、実はエサの位置にかなり左右されています。
水温で居場所が変わる
表層水温が高すぎたり低すぎたりすると、アジは居心地のいい層へ移動します。
春先や急な冷え込みの後に底付近で釣れやすいのは、この影響が大きいです。
逆に水温が安定すると、中層から表層まで素直に浮くことがあります。
潮で回遊層が変わる
潮が効いている層には酸素やベイトが集まりやすく、アジもそのレンジを意識します。
表面だけ潮が走る日もあれば、底潮だけ動く日もあります。
この差が、その日の当たり棚の差になります。
要約
アジはベイト、水温、潮の3条件で棚を変える魚です。
だから釣れない時は、魚がいないと決めつける前に、海面、中層、海底を丁寧に探ることが大切です。
アジ釣りが上手い人ほど、エサや仕掛けだけでなく、今どの層に群れがいるかを見ています。
釣果の差は、棚を読めるかどうかでかなり変わります。

