アオブダイの引きの楽しさとは
アオブダイは、磯釣りではかなり強烈な引きをする魚として知られています。
釣り人の間では「磯のブルドーザー」と言われることもあるほどです。
まず一番の特徴は初速のパワーです。
掛かった瞬間、横へ横へと強く走ります。
チヌのように首を振る引きではなく、
グレのようにスピードで突っ込む感じでもありません。
どちらかと言えば
ドンッ → グーッと重い力で突っ込む
というタイプです。
このため、軽い仕掛けだと簡単に根に潜られます。
磯の岩場に住んでいる魚なので、反射的に岩へ突っ込む習性があるからです。
そしてもう一つの特徴は持久力です。
大きい個体になると、
50cm
60cm
クラスになります。
体が分厚く筋肉も強いので、
なかなか浮いてきません。
そのため竿は大きく曲がり、
リールのドラグもジリジリ出されます。
釣り味としては
青物ほど走らないが
チヌよりパワーがある
という感じです。
磯釣りでは外道扱いされることも多い魚ですが、
純粋な「ファイト」だけを見ればかなり面白い魚です。
特に大型は、
まるで小型の石鯛が掛かったような重量感があります。
南紀の磯でもよく掛かる魚なので、
フカセ釣りや底物釣りでは一度は味わう強烈な引きと言えるでしょう。

